自分の選馬ノウハウを記録・向上させるために記載しております。今後、写真や動画が公開され次第、個人的な評価を書いて検討していく予定ですので、そちらの記事に関しても写真、動画が公開されるまで少々お待ち下さい。
ちなみに、現在(2021年8月)の出資馬は、レシステンシア、アーズローヴァー、グランデフィオーレ、カイカノキセキの全4頭。
私の出資馬一覧です。過去の馬選びはよく見返します。
2021年の出資結果です。
2021年度 会員募集重要スケジュール
8月24日 クラブホームページにて21年度募集馬カタログPDF版と募集馬動画を公開(夕刻)
8月26日 クラブホームページにて測尺・予定育成牧場一覧表を公開
9月1日 第1次募集開始(10:00)
9月7日 第1次募集申込み締切(17:00)
9月17日 第1次募集結果通知発送、ホームページメッセージ機能にて結果通知
例のツアー動画の配信もあるのか気になりますが、おおまかなスケジュールはほぼ例年通りという感じですね。
私の馬選びの基本
私の馬選びに際して、目指すべき方向性としては下記の2つです。
・回収率(目標は100%以上) ・重賞に出走したい
基本は回収率重視、が目標かつ重賞に出走できそうな馬を重視します。
この上で、私の馬選びのポイントを列記します。
小柄な馬は買いません
小柄な馬は強い追い切りをかけると飼い葉食いが細くなり、馬体減りを起こすことが多く、強い追いきりを起こすことができません。そのため、調教での調整が厳しく、しっかりと調教を積めないということは、馬の能力開花を開花することができない重要なポイントであると考えています。また、輸送に弱く、輸送によって激しい馬体減りが出たり、疲労が出たりすることが多い傾向です。
そのため、私は馬体重が430キロ以下になりそうな馬は、ほぼ買いません。
ただ、ドリームジャーニーやマイネレーツェルのように小柄でも走る馬もたくさんいます。ディープインパクトも小さい馬でしたので、あくまで個人的な私見です。
馬体が大きいと評価減
小柄な馬は基本買いませんが、大きすぎる馬も評価を落とします。
馬体が大きいと仕上がり辛いこと、瞬発力に欠け不器用な馬が多いこと、故障の原因となりやすいことと感じるからです。私の愛馬で、大柄の馬は共に500キロを超えるヴィグラスムーヴとノーブルエンブレムも大トビで不器用でした。また脚への負担も大きく、故障を発生していました。
個人的に小柄過ぎる馬よりは活躍する馬も多く、使い込める利点もあり、買わないわけではありませんが、それでも愛馬を選ぶ上では評価を下げます。
母が高齢の馬は買いません
母が高齢(だいたい14歳以上)になると、やはりかなりの産駒の質は低下すると考えます。これは、生物であればほとんどどれにも当てはまることかと思いますが、やはり若くて(10歳歳以下)の活力ある母から活躍する馬が出ることが多いと思います。
馬の年齢を3,4倍すると大体人間の年齢と同じといわれていますが、例えば私の愛馬で現在も活躍しているレシステンシアは、母マラコスタムプラダの7歳の時の仔(人間だとだいたい24歳前後)です。いくら母がG1ウィナーを輩出したとしても、年齢が高くなれば、仔出しが悪くなることが多く、またデビューが遅くなったり小さく生まれたりもし、基本買いません。
これも確率論であり、例外もたくさんあります。キャロットクラブでいうとクレソプレーズなんかは年齢を重ねても質の高い馬を出す馬もいます。
サラブレッド種の種雌馬における出産時の年齢および産歴(出産回数)と産駒の競走能力との関係
上記のような文献もあるので大方の間違いではないのかなと感じます。
関連記事です。 個人的にTARGET を使って分析を行っています。
兄や姉が活躍した馬の次の仔は過信は禁物
これは近年重視していることですが、兄弟で活躍している馬は基本的に買わないようにしています。
次の「高額過ぎる馬も買いません」と被ってくるところではありますが、兄や姉が活躍した場合、次の仔はほぼ確実に値段が上がります。また、たまたまいい馬が生まれることもあり、成績がよくないことが多い気がします。母の仔出しが優秀であれば別ですが・・・
高額過ぎる馬の過信も禁物
下記の表を確認ください。
価格帯 | 頭数 | 出走数 | 出走率 | 勝馬数 | 勝馬率 |
1億以上 | 5頭 | 5頭 | 100.0% | 0頭 | 0% |
5000万~ | 12頭 | 11頭 | 92% | 5頭 | 42% |
4000万台 | 6頭 | 3頭 | 50% | 3頭 | 50% |
3000万台 | 17頭 | 11頭 | 65% | 7頭 | 41% |
2000万台 | 23頭 | 17頭 | 74% | 4頭 | 17% |
1000万台 | 17頭 | 14頭 | 82% | 5頭 | 29% |
合計 | 82頭 | 61頭 | 74% | 22頭 | 27% |
金額と結果は相関しそうな気がするが、実際のところ傾向が違います。
回収率まで出してはないですが、1億円の募集馬の場合最低でもG2ぐらいは勝ってもらわないと話になりません。5,000万円でもG3は勝たないとだめでしょう。重賞を勝つ馬なんて一握りしかいないのに、ですよ。
よって、私は1口15万以上(6,000万以上)は評価を下げるようにしています。
関連記事です。募集価格別に回収率を可視化しています。
2021年の募集馬検討は下記記事よりご覧ください。