キャロットクラブ2022 1歳募集馬検討【追加募集枠】

自分の選馬ノウハウを記録・向上させるために記載しております。今後、写真や動画が公開され次第、個人的な評価を書いて検討していく予定ですので、そちらの記事に関しても写真、動画が公開されるまで少々お待ち下さい。

ちなみに、現在(2022年3月)の出資馬は、レシステンシア、アーズローヴァー(引退)、グランデフィオーレ、カイカノキセキ、プロテアの全5頭。そして、別クラブのインゼルサラブレッドクラブのアンテロースに出資中。

3/30にキャロットクラブの公式ホームページ内にて、2022年度、追加募集馬一覧と会員募集スケジュールが発表されましたので、出資検討を行っていこうと思います。

2021年の出資結果は下記のとおりです。

2022年度 追加募集スケジュール

募集スケジュール

4月6日(水) 追加募集馬カタログ電子版/PDF版、募集馬動画、最新の調教動画を公開。

4月8日(金) (正午)追加募集の受付開始。

4月15日(金) (正午)追加募集の受付締切。

4月19日(火) (夕刻)ホームページメッセージ機能にて抽選結果の発表。

※上記日程は現時点での予定であり、変更となる可能性あり。

今年の追加募集馬は関東入厩馬、関西入厩馬、地方入厩馬合わせて計7頭。

正直まだ写真、動画も出ていないので、字面だけでは何とも言えませんが、追加募集にしては割と良さそうな馬が揃ったのではないでしょうか。

一見すると高いと思うかもしれませんが、1歳募集馬ではなく、2歳募集馬ですからね。

さすがにここまで馬が成長していると1歳募集時よりも良し悪しも分かりやすいですし、当たりが引ける確率が高くなると考えれば決して高いとも思わないでしょう。

注意事項

追加募集のため、通常募集とは勝手が違いますので、そこらへんをまとめておきます。

受付について

郵送がないのがいつもと大きく違うところでしょうか。私はいつもネット申し込みのため普段と変わりないですが、いつも郵送申し込みの方は注意が必要です。

ポイント

  • クラブホームページ内「出資申込(ネット申し込みのみ)」フォームより受付
  • 出資申込書による郵送受付はなし
  • 抽選により出資が決定
  • 先着順での受付ではない。

申込について

おそらくかなりの抽選倍率になると思われるので、最大5口と思っていいのではないでしょうか。

驚いた点は、優先制度なしは納得ですが、支払い遅延歴も関係ないため、純粋な抽選ということになりますね。

さらに詳細は、4月6日追加募集馬カタログ電子版を楽しみに待ちたいと思います。

ポイント

  • 申込み頭数の制限はない
  • 申し込み口数に制限はない。ただし、募集総口数を上回った場合は上限が5口となる。
  • 最優先希望馬選択制度、キャンセル待ち制度、母馬出資者優先制度、前年度最優先落選実績制度、お支払い遅延歴の優先順位の低下制度なし

請求月について

競走馬出資金を始めとする代金は5月度に請求するとのこと。
払う方法は2択で一括払いまたは分割払い(2回)のみ。

その他

カタログを集めている私からすると欲しいですが、こればかりはしょうがないですね。追加募集ですし。笑

やっぱり手術歴ありますよね~私はほとんどの馬に何かしらウィークポイントがあると思っています。

ポイント

  • 募集馬カタログの送付なし
  • 募集馬に関する手術歴を公表する。
  • 本募集は会員様限定の受付となります。

私の馬選びの基本

私の基本的な選び方についてですが、

私の馬選びに際して、目指すべき方向性としては下記の2つです。

・回収率(目標は100%以上)
・重賞に出走したい

基本は回収率重視、が目標かつ重賞に出走できそうな馬を重視します。

この上で、私の馬選びのポイントを列記します。

小柄な馬は買いません

小柄な馬は強い追い切りをかけると飼い葉食いが細くなり、馬体減りを起こすことが多く、強い追いきりを起こすことができません。そのため、調教での調整が厳しく、しっかりと調教を積めないということは、馬の能力開花を開花することができない重要なポイントであると考えています。また、輸送に弱く、輸送によって激しい馬体減りが出たり、疲労が出たりすることが多い傾向です。

そのため、私は馬体重が430キロ以下になりそうな馬は、ほぼ買いません。

ただ、ドリームジャーニーやマイネレーツェルのように小柄でも走る馬もたくさんいます。ディープインパクトも小さい馬でしたので、あくまで個人的な私見です。

馬体が大きいと評価減

小柄な馬は基本買いませんが、大きすぎる馬も評価を落とします。

馬体が大きいと仕上がり辛いこと、瞬発力に欠け不器用な馬が多いこと、故障の原因となりやすいことと感じるからです。私の愛馬で、大柄の馬は共に500キロを超えるヴィグラスムーヴとノーブルエンブレムも大トビで不器用でした。また脚への負担も大きく、故障を発生していました。

個人的に小柄過ぎる馬よりは活躍する馬も多く、使い込める利点もあり、買わないわけではありませんが、それでも愛馬を選ぶ上では評価を下げます。

母が高齢の馬は買いません

母が高齢(だいたい14歳以上)になると、やはりかなりの産駒の質は低下すると考えます。これは、生物であればほとんどどれにも当てはまることかと思いますが、やはり若くて(10歳歳以下)の活力ある母から活躍する馬が出ることが多いと思います。

馬の年齢を3,4倍すると大体人間の年齢と同じといわれていますが、例えば私の愛馬で現在も活躍しているレシステンシアは、母マラコスタムプラダの7歳の時の仔(人間だとだいたい24歳前後)です。いくら母がG1ウィナーを輩出したとしても、年齢が高くなれば、仔出しが悪くなることが多く、またデビューが遅くなったり小さく生まれたりもし、基本買いません。

これも確率論であり、例外もたくさんあります。キャロットクラブでいうとクレソプレーズなんかは年齢を重ねても質の高い馬を出す馬もいます。

サラブレッド種の種雌馬における出産時の年齢および産歴(出産回数)と産駒の競走能力との関係

上記のような文献もあるので大方の間違いではないのかなと感じます。

関連記事です。 個人的にTARGET を使って分析を行っています。

兄や姉が活躍した馬の次の仔は過信は禁物

これは近年重視していることですが、兄弟で活躍している馬は基本的に買わないようにしています。

次の「高額過ぎる馬も買いません」と被ってくるところではありますが、兄や姉が活躍した場合、次の仔はほぼ確実に値段が上がります。また、たまたまいい馬が生まれることもあり、成績がよくないことが多い気がします。母の仔出しが優秀であれば別ですが・・・

高額過ぎる馬の過信も禁物

下記の表を確認ください。

価格帯頭数出走数出走率勝馬数勝馬率
1億以上5頭5頭100.0%0頭0%
5000万~12頭11頭92%5頭42%
4000万台6頭3頭50%3頭50%
3000万台17頭11頭65%7頭41%
2000万台23頭17頭74%4頭17%
1000万台17頭14頭82%5頭29%
合計82頭61頭74%22頭27%
キャロット会報2020年9月号から抜粋

金額と結果は相関しそうな気がするが、実際のところ傾向が違います。

回収率まで出してはないですが、1億円の募集馬の場合最低でもG2ぐらいは勝ってもらわないと話になりません。5,000万円でもG3は勝たないとだめでしょう。重賞を勝つ馬なんて一握りしかいないのに、ですよ。

よって、私は1口15万以上(6,000万以上)は評価を下げるようにしています。

関連記事です。募集価格別に回収率を可視化しています。

キャロットクラブ2022追加募集馬評価一覧

別途個別に記事を作成しリンクを追加していく予定です。

1.ナムラバイオレットの20

父:ファインニードル

母:ナムラバイオレット (7歳)

母父:チーフベアハート

性別:牝馬

募集金額:1,800万円

預託予定:伊藤大士

提供牧場:ノーザンF

募集口数:400口

体高:154.0cm

胸囲:178.0cm

管囲:20.0cm

体重:471kg

2.メリートの20

父:ミッキーアイル

母:メリート (14歳)

母父:Redoute’s Choice

性別:牝馬

募集金額:2,000万円

一口価格:50,000円

預託厩舎:黒岩陽一

提供牧場:ノーザンF

募集口数:400口

体高:160.5cm

胸囲:190.0cm

管囲:19.5cm

体重:495kg

3.トウカイライフの20

父:リアルスティール

母:トウカイライフ(13歳)

母父:トウカイテイオー

性別:牡馬

募集金額:3,600万円

一口価格:90,000円

預託厩舎:田中博康

提供牧場:ノーザンF

募集口数:400口

体高:161.0cm

胸囲:185.0cm

管囲:20.0cm

体重:496kg

4.ラクアミの20

父:エピファネイア

母:ラクアミ (7歳)

母父:ダイワメジャー

性別:牡馬

募集金額:4,000万円

一口価格:100,000円

預託厩舎:石坂公一

提供牧場:ノーザンF

募集口数:400口

体高:157.0cm

胸囲:186.0cm

管囲:19.0cm

体重:480kg

5.グランデセーヌの20

父:モーリス

母:グランデセーヌ (6歳)

母父:ゼンノロブロイ

性別:牡馬

募集金額:3,200万円

一口価格:80,000円

預託厩舎:渡辺薫彦

提供牧場:ノーザンF

募集口数:400口

体高:152.0cm

胸囲:184.0cm

管囲:19.4cm

体重:478kg

6.ウェイヴェルアベニューの20

父:ロードカナロア

母:ウェイヴェルアベニュー (9歳)

母父:Harlington

性別:牝馬

募集金額:6,000万円

一口価格:150,000円

預託厩舎:奥村豊

提供牧場:ノーザンF

募集口数:400口

体高:160.0cm

胸囲:180.0cm

管囲:20.0cm

体重:465kg

7.アデレードヒルの20

父:ヘニーヒューズ

母:アデレードヒル (7歳)

母父:ゴールドヘイロー

性別:牝馬

募集金額:1,000万円

一口価格:10,000円

預託厩舎:門別・田中淳司厩舎もしくは南関東

提供牧場:ノーザンF

募集口数:100口

体高:151.0cm

胸囲:179.0cm

管囲:19.8cm

体重:466kg

回収率400%超の募集馬レビューはこちら
詳細はこちら
回収率400%超の募集馬レビューはこちら
詳細はこちら