ツルマルワンピースの21（シルクホースクラブ募集馬　個別評価診断）

７月19日にシルクホースクラブ募集馬の測尺が発表されたので、詳細に調べます。

今回は、募集番号１５番の「ツルマルワンピースの21」を見ていきます。

その他の馬や募集スケジュール等に関しては、関連記事をご覧ください。

※あくまで個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。

ツルマルワンピースの21について

ツルマルワンピースの21について、再度おさらいします。

父：モーリス
母：ツルマルワンピース（１３歳)
母父：キングカメハメハ
性別：牡
募集金額：6,000万円(1口12万円)
預託予定：大竹正博
提供牧場：ノーザンファーム
生月日：2021年3月10日
体高：168.0cm
胸囲：183.5cm
管囲：21.3cm
体重：526kg

母（ツルマルワンピース）について

母ツルマルワンピースは芝1400ｍで2勝、ダート1400ｍで1勝しています。阪神JFにも出走しています。

ツルマルワンピースは短距離で走ってましたが、産駒には血統からの従来の適性であるスタミナを受け継いでいる場合が多いのが母の特徴です。また繁殖牝馬として非常に優秀であるのは言うまでもないですね。

ツルマルワンピースの産駒について

産駒なら何と言っても初仔ブラストワンピースでしょう。3歳で有馬記念を制したあの走りは今でも覚えています。他にも札幌記念をはじめ5つの重賞タイトルを手にした素晴らしい成績を残しました。
なぜ種牡馬入りできなかったのか…と悲しい気持ちになりますが、本当に強いお馬さんだったと私は今でも思っています。

そのほか、フローラＳ2着のホウオウピースフルのほか、ヴィクトリアピースも新馬勝ち。サンドレスは期待されながらここまで勝ち上がれていない状況ですが、新馬、未勝利で2回連続3着していますので、今後勝ち上がりができるでしょう。

ブラストウェーブは先週断然の人気で勝ち上がったことをみると、まだまだ繁殖能力は落ちてなさそう。

2015・ブラストワンピース（牡）父ハービンジャー
　　　成績：18戦7勝 [7-0-1-10]
      獲得賞金：5億8,942万円 (中央) 
　　　調教師；大竹正博 

2016・ヴィクトリアピース（牝）父ヴィクトワールピサ
　　　成績：3戦1勝 [1-0-0-2]
      獲得賞金：700万円 (中央)
　　　調教師；橋口慎介 

2017・ホウオウピースフル（牝）父オルフェーヴル
　　　成績：14戦3勝 [3-1-0-10]
      獲得賞金：7,204万円 (中央)
　　　セリ価格：3,132万円 (2017年 セレクトセール)
　　　調教師；大竹正博

2018・産駒なし　父キズナ

2019・サンドレス（牝）父ハービンジャー
　　　成績：3戦0勝 [0-0-2-1]
      獲得賞金：310万円 (中央)
　　　調教師；大竹正博
　　　　
2020・ブラストウェーブ（牡）父ハービンジャー
　　　成績：1戦1勝 [1-0-0-0]
      獲得賞金：700万円 (中央)
　　　調教師；大竹正博　　　

2021・当歳(牝)父モーリス

2022・次歳(牝)父エピファネイア

血統について

ロゼリーナのところでかいた内容がベースになってきますが、この仔もモーリス×キングカメハメハ×サンデー（系）の組み合わせ。なので、その部分は割愛。

ちなみにサンデー系（系）のところでフジキセキをかませている組み合わせになっているのは21年のすみれSで5着入線したエスコバル1頭のみ。

ただ、個人的な出資ルール（後日まとめてたいなぁ）を作っていまして。

①母が高齢の馬は買いません
②兄や姉が活躍した馬の次の仔は過信は禁物

②は特に、そのあとが高額になり回収が厳しくなることが大きいからです。

まとめ

半兄もきちんと勝利していることをみると高齢という観点は問題なさそうですね。ただ、募集価格がなかなか高額なので、既に500kg馬体のため、なかなか手を出しづらいですね。

最後までありがとうございました！