【2022年最新版】シルクホースクラブの出資方法・特徴・評判等について

今回は、一口馬主クラブの一つであり、筆者も加入している「シルクホースクラブ」について、クラブのメリット・デメリットや体験談を交えながら、まとめています。

シルクホースクラブの入会を考えている方は参考になるものが多いかと思いますのでぜひ最後までご覧ください。

一口馬主クラブの一覧や比較は下記関連記事をご覧ください。

シルクホースクラブとは?

シルクホースクラブは、現在、冠号は廃止されていますが、かつては、「シルクジャスティス」や「シルクフェイマス」など、「シルク」の冠名で知られていました。

この「シルク」はもともとクラブの創業者が、絹糸などを生産する阿部製糸株式会社を営んでいたことに由来します。

今でこそ、2011年に社台グループと提携したことなどにより、トップクラスの実績を持つクラブにまで成長しましたが、そこに至るまでは苦難の連続でした。

母体である早田牧場が経営破綻したり、東日本大震災によって、育成牧場である天栄ホースパークが被害をうけたりなど、いくつもの苦難を乗り越えて、今のシルクホースクラブはあります。

社台グループの一員となった現在は、ノーザンファームの生産馬を多く募集にかけており、クラブの代表馬である「アーモンドアイ」、「インディチャンプ」、「ブラストワンピース」などもすべてノーザンファーム生産馬です。

愛馬会法人有限会社シルク・ホースクラブ
クラブ法人(馬主名義)有限会社シルクレーシング
募集時期7月~8月
募集頭数約80頭
募集口数500口
入会金11,000円(税込)
月会費3,300円(税込)
維持費出資金1000円~2000円程度(月)
公式サイトhttps://www.silkhorseclub.jp/
キャンペーンなし
代表活躍馬アーモンドアイ / ブラストワンピース / ラストインパクト / シルクフェイマス / シルクジャスティス / シルクメビウス / シルクフォーチュン / シルクネクサス / シルクプリマドンナ / グランシルク / ローブティサージュ / シルクアーネスト
キャロットクラブクラブの概要

申し込み方法・ポイント

入会方法としては、カタログから出資したい馬の候補を決めて入会手続きを進めます。入会と同時に募集馬に出資するのが入会の条件になっているので注意してください。出資せずにクラブに入会だけすることはできません。(現状、新規入会する場合は、2次募集で残口がある馬すべてに出資するのが得策でしょう。)

出資の際は、シルクの募集馬に関する記事をご覧ください。

抽選枠と実績枠

他のクラブではない珍しい抽選方法で、既存会員の中でも出資金額の合計額の上位から優先されます。

例えば、2018年度募集に5万、2019年度に10万、2020年度に10万の出資をしていれば、3世代の合計が25万となりますので、この25万という数字があなたの実績枠となります。

抽選枠について

①実績枠【300口】・・・過去3世代の競走馬出資金額の合計額上位者から口数を割り当てる。

②抽選枠【200口】・・・抽選時優先馬1頭選定、その他通常申し込み

新規会員にも優しいクラブ?!

新規会員にも抽選時優先馬(抽優馬)1頭選定できるため、初年度から実績のない既存会員と忖度なしに抽選枠を巡って争うことができます。あくまで噂ですが、シルクHCにも新規枠があり、新規会員の抽選時優先馬(抽優馬)はほぼ確定するようです。

【重要】2023年の募集ルール変更の要点

キャロットクラブに続き、シルクHCも新規入会を制限するようです。

募集頭数自体を増やせば問題も解決するかと思いきや、入厩制限の影響があるため、募集頭数はこれ以上増やせないようなので、シルクホースクラブに入会したい方は2022年度までに入会申込をお勧めでした!

2022年度例年通りの抽選だそうですが、2023年度から募集制度の変更 頭数制限や新規入会の制限を行うと発表がありました。現状、分かる範囲で書き留めておきます。

下記の制限は来年から実施のため、新規会員は今年の応募をしたほうがチャンスがあるかもしれません。

出資申込可能頭数の上限

具体的には、1次募集にて、1人につき10頭までで検討中とのこと。過去数年の申し込み状況を鑑みて、この頭数。

「各世代1頭1口は出資したい」という会員の希望に応えるには最適な制限だと思います。

新規入会の人数を制限

詳細は、まだ不明とのこと。

全く受け付けないという訳ではなく、今より絞るということでしょうか。

出資費用や維持費について

500口クラブですので、40口クラブの社台サラブレッドクラブ、サンデーサラブレッドクラブと比べればだいぶん出資費用は少なくて済みますが、シルクホースクラブも馬の募集価格自体は高いです。

そこに月会費と維持費ものってくると最終的には結構な金額になります。以下で具体的に計算してみるため、ぜひ参考にして下さい。

シルクホースクラブに入会し、出資した場合に、どのくらいの費用がかかるのか、実際に計算していきましょう!

計算の元になる数値は以下のようになります。

  • 入会金 :11,000円
  • 月会費 :3,300円
  • 募集口数:500口
  • 平均募集金額:2,800万円
  • 一口当たりの出資金:56,000円
  • 一口当たりの保険料:1,680円
  • 一口当たりの維持費(月額):1,000円

入会してから1頭のみ出資した場合と2、3頭出資した場合の費用を試算してみましょう。馬体価格は直近の募集価格の平均値である2800万円(一口5.6万円)とします。

1頭出資2頭出資3頭出資
入会金11,000円11,000円11,000円
月会費(年間)39,600円39,600円39,600円
馬体価格56,000円112,000円168,000円
維持費(年間)12,000円24,000円36,000円
保険料1,700円3,400円5,100円
年間総費用120,300円190,000円259,700円
一年目の総費用の比較表

なかなかの金額ですね。特に、初期費用は馬体価格と入会金がまとまってくるのでかなり痛いです。

一頭のみの出資でも、初月の支払いは約80000円となります。次に2年目以降にかかる費用を見ていきましょう。

【二年目以降の総費用】

1頭出資2頭出資3頭出資
入会金0円0円0円
月会費(年間)39,600円39,600円39,600円
馬体価格0円0円0円
維持費(年間)12,000円24,000円36,000円
保険料1,700円3,400円5,100円
年間総費用53,300円67,000円80,700円

二年目以降は入会金も馬体価格もないので、毎月の支払いは1頭の場合で約4,000円、3頭でも約6,000円で済みます。

ただそのうちの3300円が月会費ということを考えると、月会費が全体に占めるウエイトは1頭の場合で8割弱、3頭でも5割と、やはり高く感じてしまいますね。

実際の賞金や維持費は包み隠さず公開しておりますので、細かい内容につきましては下記記事をご覧ください。

賞金や維持費の現実的な積算等は下記記事で公開しております。

シルクホースクラブに入会するメリット

ここでは、筆者が考えるシルクホースクラブに入会するメリットを体験談をもとにまとめていきたいと思います。

良血馬に出資できる

まず、なんといっても活躍馬が多いことでしょう。

クラブ成績が上がってきている要因として大きいのが、2011年から開始したノーザンファームとの提携でしょう。

国内最高品質のノーザンファーム生産馬がラインナップに多く並んでいるわけですから、活躍馬を多く輩出しているのも頷けます。

シルクホースクラブでは、毎年約80頭近くの馬を募集していますが、そのうち約70%がノーザンファーム生産馬で、次点も社台グループの白老ファームが続きます。

そのため、当クラブに入会することで、もしかしたら「アーモンドアイ」のような伝説級の名馬に再び出会えることもあるかもしれません。

500口なので、高くても30万円前後で有力馬に出資できる

キャロットクラブでは、募集総額4000万、5000万は当たり前なラインナップで、期待馬は1億円を超えることもあります。

しかし、400口募集なので、高くても1口30万前後で、歴史を作るかもしれない馬に出資することができることは大きなメリットだと考えます。

リーディングトップクラスの成績

シルクホースクラブは2018年の総合獲得賞金で、ついにサンデーレーシングに次ぐ2位まで浮上しました。数年前までは、まさか、社台サラブレッドクラブや、キャロットクラブを差し置いて、ここまで成長するなんて想像していた方はほとんどいないでしょう。

流動性の高い一口馬主の世界ではありますが、今後もノーザンファームの質の高い生産馬を募集している限りは、しばらくは上位に君臨し続けることが予想されます。

シルクホースクラブに入会するデメリット

続いて、筆者が考えるキャロットクラブに入会するデメリットを体験談をもとにまとめていきたいと思います。

人気過ぎて入会できない・出資が厳しい

シルクホースクラブは募集口数500口のうち、300口は実績順に出資者が決定し、残りの200口は抽選という形をとっています。

当然、新規の方は実績などありませんので、この300口はほぼ既会員に奪われてしまうことになります。

せっかくの小口クラブにもかかわらず、残りの200口という少ない口数を取り合わなければならないですし、人気馬だと抽選倍率もかなり高くなってしまいます。

財力がある方が出資に有利

繰り返しになりますが、シルクホースクラブでは実績制を採用しています。たくさん出資している人ほど有利になるクラブですので、何百万という大金さえ積めば、欲しい馬が簡単に手に入ります。

十分な余裕資金がある方であれば、かなり快適なクラブであると言えますし、逆に、小口で細々とやりたいという方にはあまりおすすめできないクラブでもあります。

他クラブと比較しても月会費が若干高い

参考情報として、会員数の多い人気の10つのクラブの月会費を表にまとめてみました。

クラブ名口数月会費
シルク・ホースクラブ500口3,300円
キャロットクラブ400口3,300円
社台サラブレットクラブ、サンデーサラブレッドクラブ40口3,300円
東京サラブレッドクラブ400口3,080円
ラフィアンターフマンクラブ100口3,000円
ロードサラブレッドオーナーズ500口2,750円
G1サラブレッドクラブ40口1,650円
ノルマンディーオーナーズクラブ40、400口1,100円
DMMバヌーシー2000口825円

費用の項でも説明した通り、シルクホースクラブは全クラブの中でも、トップクラスで月会費が重たいクラブとなっております。

3,300円という価格設定は、サンデーサラブレッドクラブやキャロットクラブでも採用されていますが、これらのクラブは募集口数が違います。同じ月会費だとしても、基本的には募集口数が少ないほうが出資効率は良くなるのです。

サンデーサラブレッドクラブが40口、キャロットクラブが400口ですので、500口のシルクホースクラブが一番、出資効率が悪いクラブだと言えます。

しかし、これはあくまで一口だけ出資した場合の話ですので、シルクホースクラブでも10口以上出資すればサンデーサラブレッドクラブと同等の出資効率まで改善することは可能です。

回収率をプラスにする点からいうと、不向きなクラブとなります。

高品質な様々なクラブサービス

シルクホースクラブは、様々な高品質で充実したクラブサービスがあります。

現役馬はもちろんクラブ出身の牝馬、その仔の成長を綴った動画を配信や所属馬情報や競馬に関わる特集・コラムなどが掲載された会報誌、重賞競走優勝の際には、数量限定クオカード等のオリジナルグッズの販売もあり、かなり充実したサービスです。

クラブサービス一覧

  • 牧場見学
  • クラブラウンジ
  • 愛馬命名
  • 会報誌「SILHOUETTE」
  • 優勝時記念撮影(口取り)へのご参加
  • 重賞レース優勝記念品制作
  • G1 優勝祝賀会
  • クラブパーティー

シルクホースクラブの競走成績

シルクホースクラブは、2011年からノーザンファーム生産の馬をメインに募集するようになり、劇的に成長を遂げたクラブです。

かつては、早田牧場の生産馬をメインとしたラインナップで、シルクジャスティスやシルクプリマドンナなど、G1戦線でも一定の活躍は見せていました。

2002年の早田牧場の破産によって、しばらく低迷が続きましたが、2011年にノーザンファームと提携を結んだことで、今のポジションまでV字回復を見せるに至りました。

直近の5年間の成績はこの通りです。

世代現6歳世代
(2016年産)
現5歳世代
(2017年産)
現4歳世代
(2015年産)
現3歳世代
(2019年産)
現2歳世代
(2020年産)
募集頭数74頭78頭82頭83頭84頭
平均募集金額2,576万3,321万3,278万3,287万3,287万
平均総獲得賞金3,200万5,330万3,138万2,010万648万
デビュー率95.9%96.2%93.9%97.6%46.4%
勝ち上がり率51.4%56.4%57.3%48.2%14.3%
2勝馬率32.4%41.0%34.1%24.1%2.4%
3勝馬率21.6%29.5%22.0%7.2%–%
募集額超過馬率39.2%42.3%34.1%19.3%2.4%
代表馬ディアンドルオーソリティピクシーナイトイクイノックスアロマデローサ


毎年80頭近くの募集馬を揃えながら、勝ち上がり率は約50%をキープしており、ラインナップの質の高さを数字でも示しています。

シルクホースクラブが大ブレイクするきっかけとなった2015年産は、アーモンドアイをはじめ、インディチャンプやブラストワンピース、グローリーヴェイズの4頭ものG1馬を輩出した大豊作の世代でした。

直後の2016年産では、少し勢いが落ちましたが、17,18年産と連続してG1馬を送り出し、再び勢いを取り戻してきたように見えます。

2019年産もクラシックで活躍しているイクイノックスを筆頭に、大舞台での活躍が期待できる駒を揃えています。

成績について文句をつけるところはありません。

まとめ

近年、頭角を現しているシルクホースクラブですが、「アーモンドアイ」のような名馬に簡単に出資できるかと言ったらそれは別です。

募集口数の大半は実績上位者に持っていかれますので、「抽選馬」の枠をどのように使うかという戦略性も重要になってきます。

また、抽選のやり方もそうですが、費用や募集馬の生産地など、クラブによって特徴が全然違います。

20以上あるクラブの中からどれを選べばいいのか非常に悩ましいですが、まずは一口馬主をやる上で何を一番に重視するのか、を予め自分の中でしっかりと決めておくことが重要です!

様々な一口馬主クラブ一覧の記事をあげていますの、そちらも参考にしながら、自分に最適なクラブを見つけて頂けたら幸いです。

※シルクホースクラブ様より転載の許可をいただき、掲載しております。

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