ディープインパクトやキングカメハメハといった長年リーディング上位種牡馬がいなくなり、また新種牡馬のドレフォンなどが皐月賞を勝つなど、種牡馬も戦国時代かなと感じています。
一口馬主の出資検討においては、リーディング上位の名種牡馬、新種牡馬、そして今後の新種牡馬まで考えると、楽しみが深まるとともに、今後は目移して頭を悩まされる時代に入ったと言えるかもしれません。
今回は、そんな現在の種牡馬界を考える一つの指針として、大局的に分析していきます。
種牡馬の血統や産駒の選び方にもまとめていきますので、気になる種牡馬をクリックして下さい。
【2022年最新版】種牡馬一覧・種付け料ランキング
まず、2022年種付け料の高額順に種牡馬をランキング形式で掲載しています。
トップ種牡馬のリンク先には、産駒の選び方情報等をまとめていきます。
2023年 種付け料 | 馬名 | 2022年 種付け頭数 |
---|---|---|
1800万 | エピファネイア | 163頭 |
1200万 | コントレイル | 193頭 |
キズナ | 169頭 | |
ロードカナロア | 131頭 | |
1000万 | キタサンブラック | 177頭 |
800万 | サートゥルナーリア | 195頭 |
モーリス | 133頭 | |
700万 | ドレフォン | 198頭 |
レイデオロ | 174頭 | |
600万 | シルバーステート | 200頭 |
ブリックスアンドモルタル | 127頭 | |
500万 | ポエティックフレア | 108頭 |
ヘニーヒューズ | 98頭 | |
400万 | カリフォルニアクローム | 148頭 |
リオンディーズ | 143頭 | |
マインドユアビスケッツ | 110頭 | |
350万 | オルフェーヴル | 129頭 |
ナダル | 114頭 | |
ルーラーシップ | 95頭 | |
ジャスタウェイ | 67頭 | |
300万 | ルヴァンスレーヴ | 196頭 |
ホッコータルマエ | 168頭 | |
クリソベリル | 150頭 | |
モズアスコット | 139頭 | |
フィエールマン | 81頭 | |
カラヴァッジオ | – | |
250万 | サトノダイヤモンド | 143頭 |
ミッキーアイル | 136頭 | |
ニューイヤーズデイ | 121頭 | |
デクラレーションオブウォー | 108頭 | |
アドマイヤマーズ | 107頭 | |
シャンハイボビー | 99頭 | |
220万 | ダノンスマッシュ | 146頭 |
200万 | アルアイン | 107頭 |
180万 | エスポワールシチー | 142頭 |
170万 | フォーウィールドライブ | 109頭 |
150万 | イスラボニータ | 175頭 |
ミスターメロディ | 164頭 | |
マテラスカイ | 128頭 | |
ビッグアーサー | 85頭 | |
120万 | ダノンプレミアム | 145頭 |
ミスチヴィアスアレックス | 135頭 | |
インディチャンプ | 120頭 | |
キセキ | 79頭 | |
チュウワウィザード | – | |
100万 | モーニン | 167頭 |
80万 | ステルヴィオ | – |
50万 | ベストウォーリア | 127頭 |
インティ | – | |
30万 | ケイティブレイブ | – |
アルクトス | – | |
Private | ダイワメジャー | 34頭 |
注目種牡馬の傾向分析(抜粋)
エピファネイア
エピファネイアは、2010年生まれのシンボリクリスエス産駒牡馬です。ジャパンカップでは、ジャスタウェイ、ジェンティルドンナ以下を4馬身差で圧倒しかなり強い所を見せました。気性面では、前進気性の強い馬で常に引っかかっている印象でしたが、競馬ではそんなことお構いなく強い競馬をいつも見せていました。
産駒としては、初年度産駒から三冠牝馬デアリングタクト、二世代目は皐月賞馬エフフォーリアを輩出し、種付け料は1800万円まで上昇。初年度250万円から7シーズン目にして最も高額な種牡馬。重賞勝ち馬頭数はわずかだが、大物誕生を期待させるスケールの大きさが魅力。サンデーが薄く、キンカメを含まない血統面のアドバンテージは大きく、2021年の配合相手もアーモンドアイ、ジェンティルドンナ、ミッキークイーンなど豪華なラインナップです。
父 | シンボリクリスエス |
母 | シーザリオ |
母父 | スペシャルウィーク |
戦績 | 14戦6勝 |
主な成績 | ジャパンカップ,菊花賞 |
代表産駒 | エフフォーリア(有馬記念,天皇賞秋,皐月賞) デアリングタクト(牝馬三冠) サークルオブライフ(阪神JF) アリストテレス(AJCC-G2,菊花賞2着) |
年度 | 種付け料 | 種付け頭数 | 賞金 ランキング |
---|---|---|---|
2022年 | 1800万円 | 満口 | – |
2021年 | 1000万円 | 218頭 | 6位 |
2020年 | 500万円 | 240頭 | 9位 |
ロードカナロア
ロードカナロアは、2008年生まれのキングカメハメハ産駒牡馬です。香港G1を制するなど輝かしい成績を残し、生涯賞獲得賞金は6億円越え。短距離馬にして異例の年度代表馬に選ばれました。
初年度産駒は2015年産駒で、初年度からアーモンドアイ、ダノンスマッシュ、ダイアトニック、スティルヴィオなどを輩出。翌年はサートゥルナーリア、ファンタジストなどを産むなど、最初から相当な馬を出し続けています。
距離も1200m〜2400mまで幅広く、適正距離など存在するのかという疑問まで感じるくらいの守備範囲です。脚質も様々で先行、差し馬など色々です。
父 | キングカメハメハ |
母 | レディブラッサム |
母父 | Storm Cat |
成績 | 19戦13勝 |
主な成績 | 安田記念,香港スプリント2回などG1を6勝 |
代表産駒 | アーモンドアイ(牝馬三冠,ジャパンC2回,天皇賞秋2回,ドバイSC) サートゥルナーリア(皐月賞,ホープフルS) ダノンスマッシュ(高松宮記念,香港スプリント) ステルヴィオ(マイルCS) |
年度 | 種付け料 | 種付け頭数 | サイアー ランキング |
---|---|---|---|
2022年 | 1500万円 | – | – |
2021年 | 1500万円 | 155頭 | 2位 |
2020年 | 2000万円 | 179頭 | 2位 |
キズナ
キズナはディープインパクト産駒での主戦騎手はデビュー当初佐藤哲三騎手でした。新馬戦、次走黄菊賞と連勝しましたが、この勝利の二週間後、佐藤哲三騎手が引退する起因となった落馬事故が起こり、3戦目以降は武豊騎手となりました。イメージは武騎手が強いのではないでしょうか。
弥生賞(GⅡ)5着→毎日杯(GⅢ)1着→京都新聞杯(GⅡ)1着。その後東京優駿(G1)へと繋がります。現在ではロジャーバローズやシャフリヤールがそれと同じようなローテーションで東京優駿(G1)を勝っておりますが、その先駆け的存在であると捉えております。
父 | ディープインパクト |
母 | キャットクイル |
母父 | Storm Cat |
主な成績 | 日本ダービー |
成績 | 14戦7勝 |
代表産駒 | ソングライン(安田記念,NHKマイルC2着) アカイイト(エリザベス女王杯) ディープボンド(フォワ賞-仏G2,有馬記念2着) マルターズディオサ(チューリップ賞,阪神JF2着) バステッドレオン(NZT-G2,ゴドルフィンマイル-ドG2) |
年度 | 種付け料 | 種付け頭数 | サイアー ランキング |
---|---|---|---|
2022年 | 1200万円 | – | – |
2021年 | 1000万円 | 192頭 | 4位 |
2020年 | 600万円 | 242頭 | 8位 |
コントレイル
コントロレイルは2017年のディープインパクトの直仔であり、無敗の3冠馬であり、古馬になってジャパンカップを勝って引退しました。
種付け料も1200万円は妥当な印象です。ディープインパクトの初年度と同額となります。祖母がBCジュベナイルF勝ち、
初年度産駒のデビューは2025年となっている。
父 | ディープインパクト |
母 | ロードクロサイト |
母父 | Unbridled’s Song |
成績 | 11戦8勝 |
主な成績 | 三冠,ジャパンC |
代表産駒 | 2025年以降にデビュー |
年度 | 種付け料 | 種付け頭数 | サイアー ランキング |
---|---|---|---|
2022年 | 1200万円 | – | – |
モーリス
モーリスは2011年のスクリーンヒーロー産駒です。短距離、マイル、中距離路線で活躍しており、香港でも無類の強さを発揮した馬であることが知られています。
初年度産駒は順調に勝利を重ね、ピクシーナイトはスプリンターズSを制した。札幌記念などを制したジャックドールも輩出しており短距離から中距離までの活躍馬を輩出しております。
父 | スクリーンヒーロー |
母 | メジロフランシス |
母父 | カーネギー |
成績 | 18戦11勝 |
主な成績 | 天皇賞秋,安田記念などG1を6勝 |
代表産駒 | ピクシーナイト(スプリンターズS) ジャックドール(金鯱賞-G2) シゲルピンクルビー(フィリーズレビュー-G2) |
年度 | 種付け料 | 種付け頭数 | サイアー ランキング |
---|---|---|---|
2022年 | 700万円 | – | – |
2021年 | 800万円 | 146頭 | 12位 |
2020年 | 400万円 | 163頭 | 47位 |
ドレフォン
デビュー戦は9馬身差の圧勝し、その後G1レース2勝を含む5連勝を飾り僅か3歳の時点でアメリカスプリント界の頂点に君臨したドレフォンです。引退後すぐに社台グループに購入され、日本で種牡馬となる。
産駒の勝ち鞍は圧倒的にダートが多いが、芝でも十分に対応は可能しており、その証拠に初年度産駒のジオグリフが皐月賞を制している。2022年の種付け頭数も満口で今後も注目の一頭であるに違いない。
父 | Gio Ponti |
母 | Eltimaas |
母父 | Ghostzapper |
成績 | 9戦6勝 |
主な成績 | BCスプリント,キングズビショップS-米 |
代表産駒 | ジオグリフ(皐月賞) |
年度 | 種付け料 | 種付け頭数 | サイアー ランキング |
---|---|---|---|
2022年 | 700万円 | 満口 | – |
2021年 | 300万円 | 172頭 | 43位 |
2020年 | 300万円 | 186頭 | – |
レイデオロ
レイデオロは、2014年産のキングカメハメハ産駒です。ダービー馬であり、3歳時は菊花賞ではなくジャパンカップに挑戦しています。
この馬の注目は、ディープインパクト牝馬との配合ではウインドインハーヘアのクロスが生じることです。「名牝のクロスは走る」とも言われ、血統的な注目度も高い。2021年はブエナビスタ、ラッキーライラックと交配している。
父 | キングカメハメハ |
母 | ラドラーダ |
母父 | シンボリクリスエス |
成績 | 17戦7勝 |
主な成績 | ダービー,天皇賞秋 |
代表産駒 | 2023年以降にデビュー |
年度 | 種付け料 | 種付け頭数 | サイアー ランキング |
---|---|---|---|
2022年 | 700万円 | 満口 | – |
2021年 | 600万円 | 170頭 | – |
2020年 | 600万円 | 196頭 | – |
サートゥルナーリア
サートゥルナーリアは、2016年産で父はロードカナロアです。3連勝でホープフルSを制覇し、母シーザリオの産駒として3頭目のG1馬となる。その後、皐月賞も勝利したがその後G1を勝つことはなく、引退を余儀なくされた。
母シーザリオ、半兄にエピファネイア、リオンディーズ。わずか全10戦での引退は残念だが、初年度の配合相手も質・量ともに十分に期待できる布陣が揃った。2022年のセレクトセール当歳でも高額落札馬が続出しています。
産駒のデビューは2024年以降となる。
父 | ロードカナロア |
母 | シーザリオ |
母父 | スペシャルウィーク |
成績 | 10戦6勝 |
主な成績 | 皐月賞,ホープフルS |
代表産駒 | 2024年以降にデビュー |
年度 | 種付け料 | 種付け頭数 | サイアー ランキング |
---|---|---|---|
2022年 | 700万円 | 満口 | – |
2021年 | 600万円 | 205頭 | – |
シルバーステート
シルバーステートは、2013年産で父はディープインパクトです。通算5戦4勝で少なく、また重賞出走歴はないが、関係者からは非常に高い評価を受けていた。
初年度産駒が期待通りの走りを見せており、種付け料は前年の4倍となる600万円に値上げ。セレクトセール2021でギエムの2020が2億6000万円で競り落とされるなど、一級種牡馬の様相を呈してきた。
父 | ディープインパクト |
母 | シルヴァースカヤ |
母父 | Silver Hawk |
成績 | 5戦4勝 |
主な成績 | なし |
代表産駒 | ウォーターナビレラ(ファンタジーS-G3,桜花賞2着) |
年度 | 種付け料 | 種付け頭数 | サイアー ランキング |
---|---|---|---|
2022年 | 600万円 | – | – |
2021年 | 150万円 | 138頭 | 59位 |
2020年 | 120万円 | 165頭 | – |
ブリックスアンドモルタル
ブリックスアンドモルタルは2014年産のジャイアンツコーズウェイ産駒です。アメリカの芝戦線で活躍しており、成績はなんと19戦17勝3着2回と驚異の競走成績をのこしております。2019年アメリカ年度代表馬でアメリカ芝の最高峰BCターフのほか、アーリントンミリオンや高額賞金で話題となった第1回ペガサスワールドカップターフを制しています。
ダイワスカーレット、ソウルスターリングなどの種付け牝馬からみるに社台ファームが全力推しの模様。2022年のセレクトセール当歳ではアウェイクの2022が3億1000万円で落札し、こちらも注目の1頭。
父 | Giant’s Causeway |
母 | Beyond the Waves |
母父 | Ocean Crest |
成績 | 19戦17勝 |
主な成績 | BCターフ,ペガサスWCターフなど米G1を5勝 |
代表産駒 | 2023年以降にデビュー |
年度 | 種付け料 | 種付け頭数 | サイアー ランキング |
---|---|---|---|
2022年 | 600万円 | – | – |
2021年 | 600万円 | 180頭 | – |
2020年 | 600万円 | 178頭 | – |
ダイワメジャー
ダイワメジャーは2001年でサンデーサイレンス産駒です。晩年のサンデーサイレンス産駒の傑作品といっても過言ではなく、3歳時のスプリングステークスで3着に敗れたのですが、皐月賞への出走権利を獲得し、皐月賞低人気だったのですが、大方の予想を裏切り見事皐月賞を制覇しました。
産駒は、毎年のようにマイルで優秀な馬を輩出しており、重賞勝利は通算40勝を越えます。2000mを超える重賞はひとつも勝てず距離にはっきり限界があり分かりやすい種牡馬です。
父 | サンデーサイレンス |
母 | スカーレットブーケ |
母父 | ノーザンテースト |
成績 | 28戦9勝 |
主な成績 | 天皇賞秋,皐月賞,安田記念,マイルCS2回 |
代表産駒 | アドマイヤマーズ(香港マイル,NHKマイルC) レシスステンシア(阪神ジュベナイルF) レーヌミノル(桜花賞) メジャーエンブレム(マイルC) コパノリチャード(高松宮記念) カレンブラックヒル(マイルC) |
年度 | 種付け料 | 種付け頭数 | サイアー ランキング |
---|---|---|---|
2022年 | Private | – | – |
2021年 | Private | 51頭 | 9位 |
2020年 | 600万円 | 112頭 | 7位 |
キタサンブラック
キタサンブラックは2012年生まれ、ブラックタイド産駒です。父のブラックタイドは、ご存知の通り、ディープインパクトの全兄で現役時代はG2で1勝を挙げるにとどまりました。
3歳新馬でデビュー勝ちし、2戦目から北村宏司騎手にスイッチすると3歳500万下、フジTVスプリングS(G2)を連勝。春のクラシックは結果を残せませんでしたが、秋は朝日杯セントライト記念(G2)での勝利をステップに菊花賞(G1)で嬉しいビッグタイトル初制覇を成し遂げました。
翌年からは武豊騎手を鞍上に配し、天皇賞(春)(G1)、秋にはジャパンC(G1)にも優勝し、G1タイトルを2つ追加しました。古馬になってからも大阪杯(G1)を皮切りに春秋の天皇賞制覇し、ラストランの有馬記念(G1)も勝ち、史上最多タイ中央G17勝をマーク。日本競馬史に残る名馬となりました。
種牡馬としては、種付け頭数が伸び悩み、デビューした産駒もいまひとつな感があったが、イクイノックスが東スポ杯2歳Sで強い勝ち方をみせたことで流れが変わった。種付け料も初年度の価格に戻った。
父 | ブラックタイド |
母 | シュガーハート |
母父 | サクラバクシンオー |
成績 | 20戦12勝 |
主な成績 | ジャパンC,有馬記念,天皇賞春秋,菊花賞,大阪杯 |
代表産駒 | イクイノックス(皐月賞2着,ダービー2着) |
年度 | 種付け料 | 種付け頭数 | サイアー ランキング |
---|---|---|---|
2022年 | 500万円 | 満口 | – |
2021年 | 300万円 | 102頭 | 85位 |
2020年 | 400万円 | 92頭 | – |
ハービンジャー
ハービンジャーは2006年生まれのDansili産駒です。
ハービンジャーが競馬界に強烈な印象を残したのは、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスで2着に11馬身の差を付けて圧勝したレースでしょう。結果的にこのレースが現役最後のレースでその後種牡馬となりました。
種牡馬としても2014年にはフレッシュサイアーランキングで1位になっている。種牡馬人生のスタートとしては、きわめて順調といえるが、最近は種付け頭数が伸び悩み、2021年は重賞未勝利で影が薄かったが、現3歳世代は重賞馬が2頭出て復調気配。
父 | Dansili |
母 | Penang Pearl |
母父 | Bering |
成績 | 9戦6勝 |
主な成績 | キングジョージ |
代表産駒 | ディアドラ(ナッソーS-英,秋華賞) ブラストワンピース(有馬記念) ノームコア(香港C,ヴィクトリアM) ペルシアンナイト(マイルCS) モズカッチャン(エリザベス女王杯) |
年度 | 種付け料 | 種付け頭数 | サイアー ランキング |
---|---|---|---|
2022年 | 400万円 | – | – |
2021年 | 400万円 | 80頭 | 15位 |
2020年 | 600万円 | 119頭 | 13位 |
リオンディーズ
半兄エピファネイアの影響を多分に受け、中央の重賞馬はジャスティンロック1頭のみながら400万円という高額帯に突入。出走頭数が少ないながらも種牡馬リーディングの上位に顔を出すなどポテンシャルは高く、真価を発揮するのはこれからか。
父 | キングカメハメハ |
母 | シーザリオ |
母父 | スペシャルウィーク |
成績 | 5戦2勝 |
主な成績 | 朝日杯FS |
代表産駒 | ジャスティンロック(京都2歳S-G3) テーオーロイヤル(ダイヤモンドS-G3) アナザーリリック(福島牝馬S-G3) ピンクカメハメハ(サウジダービー) |
年度 | 種付け料 | 種付け頭数 | サイアー ランキング |
---|---|---|---|
2022年 | 400万円 | – | – |
2021年 | 400万円 | 80頭 | 15位 |
2020年 | 600万円 | 119頭 | 13位 |
オルフェーヴル
オルフェーヴルは、2008年産でステイゴールド産駒で史上7頭目の三冠馬となりました。
どのレースも印象的ですが、やはりハイライトは2012年の凱旋門賞でしょう。最後の直線完全に抜け出し誰もが勝ったと思った瞬間、内によれソレミアに差されしまい首差の2着。日本馬が一番凱旋門賞に近づいた瞬間だったような気がします。さらに翌年も挑戦しますがトレヴに完敗の2着でした。
また2012年のジャパンカップではジェンティルドンナと激しいたたき合いの結果ハナ差の2着も印象的です。その他には阪神大賞典の逸走等暴れん坊ぶりをいかんなく発揮していたオルフェーブルですが引退レースの有馬記念で圧巻の8馬身差圧勝。記録にも記憶にも残る名馬です。
昨年はマルシェロレーヌがアメリカ牝馬ダート最高峰のBCディスタフでの優勝を飾り、注目度は一段とアップしています。産駒はダートの短距離から芝のステイヤーまで多様な条件で走っている、ただ全体的に晩成傾向な印象です。
父 | ステイゴールド |
母 | オリエンタルアート |
母父 | メジロマックイーン |
成績 | 21戦12勝 |
主な成績 | 三冠,有馬記念2回,宝塚記念 |
代表産駒 | マルシェロレーヌ(BCディスタフ,エンプレス杯-地G2) ラッキーライラック(大阪杯,エリザベス女王杯,阪神JF) エポカドーロ(皐月賞) オーソリティ(青葉賞-G2,ジャパンC2着) ショウリュウイクゾ(日経新春杯-G2) オセアグレイト(ステイヤーズS-G2) |
年度 | 種付け料 | 種付け頭数 | サイアー ランキング |
---|---|---|---|
2022年 | 350万円 | – | – |
2021年 | 350万円 | 157頭 | 8位 |
2020年 | 300万円 | 165頭 | 4位 |
リアルスティール
リアルスティールは2012年産でディープインパクト産駒です。世代のトップクラスではあったが、同期のドゥラメンテ、キタサンブラックらに阻まれ、国内G1の奪取はならなかった。ただ、ドバイターフで悲願の制覇を果たしました。
種付け料に見合わない良質の繁殖牝馬と配合されており、期待の大きさを感じる。セレクトセールでの評価も高く、要注目。
父 | ディープインパクト |
母 | ラヴズオンリーミー |
母父 | Storm Cat |
成績 | 17戦4勝 |
主な成績 | ドバイターフ,天皇賞秋2着 |
代表産駒 | 2022年デビュー |
年度 | 種付け料 | 種付け頭数 | サイアー ランキング |
---|---|---|---|
2022年 | 300万円 | 満口 | – |
2021年 | 250万円 | 173頭 | – |
2020年 | 250万円 | 176頭 | – |
ミッキーアイル
ミッキーアイルは2011年産のディープインパクト産駒です。現役時代1200m~1600mで活躍して、3歳時にはNHKマイルC、5歳時には阪急杯、マイルCSを勝利しています。勝利した8レースはいずれも逃げ切りという特徴的な競争馬でした。
代表産駒はG2京王杯スプリングCやチューリップ賞などを勝ったメイケイエール、G3函館スプリントSや小倉2歳Sなどを勝ったナムラクレアなど。
牡馬では兵庫ジュニアグランプリを勝ったデュアリストやダート5勝のウィリアムバローズなどがいます。
父 | ディープインパクト |
母 | スターアイル |
母父 | ロックオブジブラルタル |
成績 | 20戦8勝 |
主な成績 | マイルCS,NHKマイルC |
代表産駒 | メイケイエール(チューリップ賞-G2,京王杯SC-G2) ナムラクレア(小倉2歳S-G3) |
年度 | 種付け料 | 種付け頭数 | サイアー ランキング |
---|---|---|---|
2022年 | 250万円 | – | – |
2021年 | 250万円 | 155頭 | 27位 |
2020年 | 150万円 | 104頭 | 80位 |