65歳、70歳と、長く働く時代でさらに人生100年という時代というている一方で、より早く退職を目指す「FIRE（経済的自立・早期リタイア）」の考え方が話題になっています。最近は、資産運用に注目が集まっており、FIREは多くのネットや雑誌、書籍などで取り上げられています。
今回は、FIREが目指す経済的自立や、FIREを実現するための資産形成の考え方について、紹介します。今後は、30代の会社員がFIREを目指してどこまで運用やポイントサイト、日々の節約により可能かについて、徒然無いままに公開して行きたいと思います。
FIREとは
FIREは「Financial Independence, Retire Early」を略した言葉。
Financial ・・・ 経済的
Independence ・・・ 独立
Retire ・・・ リタイア（現役引退）
Early ・・・ 早期
「経済的自立と早期リタイア」という意味があります。
FIREのアイデアは1990年代にアメリカで生まれ、2010年代に入ってから実践者のブログなどによって一気に広まりました。今では世界的な流行語となっています。
経済的自立とは、つまり「お金に困らないで自由に生活をする」という事です。十分なお金を得て、その運用益などで30代、40代での早期リタイアを目指すのが一般的です。アメリカで流行しており、今そのトレンドが日本にも上陸しようとしています。それを出来るだけ若いうちに達成（早期リタイア）するにはどうすれば良いのか考えていきます。
経済的な独立を実現するが、早期リタイアは必要？
冒頭で触れたようにFIREとは｢Financial Independence, Retire Early｣の略称で、日本語に訳せば｢経済的な独立と早期退職｣ということになるようです。
早期退職については、簡単に実行に移すことは可能であるが、経済的安定が伴っておらず、あまり現実的いことが多数。そんななか、明確なメソッドが形になったものがFIREだというのです。
ただ、個人的に、仕事が有意義なものであれば早期リタイアは必要ないという考えです。私の仕事も今は負担が少なく、やりがいもあり、かつ家庭の時間も作れているため、今後も続けていく予定です。よって、いまのところは 「FIRE」ではなく「FI」を目指しているところですね。
「FIRE]の4％ルール
一般的なFIREムーブメントでは「4％ルール」というものがあります。
4％ルールとは、「生活費を投資原本の4％以内に抑えられれば、年4％の収益を得て取り崩ことにより、資産が目減りすることなく暮らしていける」というルールで、一生涯の経済的な安定を確保したリタイア生活が可能になるといわれています。言い換えると、必要な資産は、「投資元本（100％）÷年間支出（4％）」ですから、年間支出の25倍の資産があれば、FIREが可能ということになります。
例えば、年間支出が250万円だとすれば、 FIREに必要な資産は250万円×25倍＝6,250万円です。 6,250万円を運用し、年4％の不労所得を得ることができれば、 6,250万円×4％＝250万円ですから、年間支出の250万円をそのまま得ることができます。こうして、元本を減らすことなく生活できるというわけです。
しかし、4％ルールの「4％」はあくまで米国の株式市場を元にしたデータであり、過去のデータよりはじきだされた数字ですので、必ずしも4％で運用が続けられるという保証はありません。また、年4％の運用ができなければ、不労所得が減ってしまいます。この場合は、支出を削るか、働くなどして他の収入で補う必要が出てきます。それができない場合は、資産を取り崩すことになります。
副業をしながら「FI」をめざす。
FIREとなると、1億円や5,000万円と聞いてしまうと「やっぱり自分には無理かも」と感じる人が多いと思います。私ももちろんその1人です。
だから、私は完全なリタイアをいきなり目指すのではなく、副業的な仕事を続けていけば、必要な元本を減らすことができます。自分の趣味やスキルを活かした副業からの収入で足りない部分を補う。最終的には「FIRE」を目指していくが、いきなり年収分をのすべてを稼ぐことは現実的ではないため、まずは「FI」を実現することが「FIRE]への近道であると考えていきます。
「FI」のためにやっていくこと
- 貯蓄率を上げること
- 定収入を増やす資産運用（株式投資）
現在は上記の２つを主軸としています。無駄をやめ貯蓄率を上げ、投資等により資産を増やしていきます。
私的に大事なのは「収入」よりも「貯蓄率」だと考えています。収入が高い人でも貯蓄率が低ければ「FIRE」を実現する可能性は低くなる。一方で、収入が300万円でもそこから貯蓄率を高めていけば、確実に実現する可能性が上がります。浪費をしないライフスタイルと資産運用（投資等）で成り立つ経済的自立を目指していきます。
今後はこのブログも定収入にのカテゴリに含めていけたらな。。
