ここでは、キャロットクラブ2021募集馬のうち個人的に気になる馬をピックアップしてより詳細に調べます。
今回は「マイティースルーの20」を見ていきます。
1回目の中間発表があり、火曜日は抽選予想もできたら行います。
簡易評価は下記関連記事をご覧ください。
関西馬の関連記事はこちら
1回目の中間発表が出たわよ!
※キャロットクラブ様より情報転載の許可を頂いております。
※あくまで個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。
マイティースルーの20について
マイティースルーの情報について、再度おさらいします。
父:リアルスティール 母:マイティースルー(14歳) 母父:クロフネ 性別:牝馬 募集金額:2,400万円 預託予定:黒岩陽一厩舎 提供牧場:ノーザンF 生月日:2021年1月23日 体高:160.5cm 胸囲:183cm 管囲:21cm 体重:518kg
母(マイティースルー)について
マイティースルーは2006年産まれのクロフネ産駒。
通算成績は27戦4勝で芝の1400m.1600m.1800mで勝ち星を挙げています。
マイティースルーの産駒について
マイティースルー産駒一覧をまとめてみた。(2021/9/3時点)
2012・マイティーハニー(牝) 父ハーツクライ 成績:10戦1勝 [1-1-2-6] 獲得賞金:1,310万円 (中央) 調教師:尾関知人 2013・マイティゴールド(牡) 父ゴールドアリュール 成績;60戦6勝 [6-6-7-41] 獲得賞金:1,850万円 (中央) /285万円 (地方) 調教師:尾関知人 2014・マイティキュート(牝)父ダイワメジャー 成績:0戦0勝 獲得賞金:0万円 調教師:田村康仁 2015・モンヴァントゥ (牡)父ヴィクトワールピサ 成績:3戦0勝 [0-1-0-2] 獲得賞金:280万円 (中央) 調教師:大和田成 2016・パッシングスルー(牝)父ルーラーシップ 成績:13戦3勝 [3-0-1-9] 獲得賞金:6,352万円 (中央) /700万円 (地方) 調教師:黒岩陽一 2017・シェダル(牡)父ゴールドアリュール 成績:14戦2勝 [2-0-1-1] 獲得賞金:5,106万円 (中央) 調教師:栗田徹 2018・スルーセブンシーズ (牝)父ドリームジャーニー 成績:4戦2勝 [2-0-1-1] 獲得賞金:1,913万円 (中央) 調教師:尾関知人 2019・なし 父ヘニーヒューズ 2020・本馬(牝)父リアルスティール 2021・当歳(牡)父ハービンジャー
兄姉の勝ち上がり率は優秀で、デビューした6頭のうち5頭が勝ち上がり、パッシングスルーは紫苑S(G3)を制している安定感のある血筋です。
産駒の勝ち星を見てみると
中山ダート1800mや中山芝を勝ち上がる馬が多く、母父クロフネの影響か、パワーを活かす舞台での好走が目立ちます。芝ダート兼用で堅実に走りそうですが、高速決着向けの血統ではなく、先行タイプの馬でしょう。
血統について
母父クロフネ
■獲得賞金上位と好走距離
■対象:1642頭
1位
クロノジェネシス(牡)父バゴ
獲得賞金:10億2,623万円 (中央)
成績:15戦8勝 [8-3-3-1]
距離:芝1600-2500m
2位
ノームコア(牡)父ハービンジャー
獲得賞金:3億6,728万円 (中央)
成績:17戦7勝 [7-1-3-6]
距離:芝1600-2000m
3位
ステファノス (牡)父ディープインパクト
獲得賞金:3億4,459万円 (中央)
成績:31戦4勝 [4-6-4-17]
距離:芝1600-2200m
リアルスティールにDeputy Ministerを加える配合。
同じ父×母父母父Storm Catを持つ種牡馬にはロードカナロアがいます。
リアルスティールはスプリント・マイルの2階級王者だったロードカナロアはジャパンカップ2勝のアーモンドアイや皐月賞を制したサートゥルナーリアを送り出しており、母父Storm Catはイメージよりバリエーションを持っていそう。
マイルから中距離を得意とするのではないでしょうか。
まとめ
本馬が母が14歳と高齢の時期ではあるが、近年の産駒の成績を見るとそれで減点するのはむしろ危うい気がします。
馬体は、518kgもあるが、それを忘れるぐらいバランスが良く見えます。パワーもありそうで、将来はダートも走りそうな感じ。
最後までありがとうございました!
関連記事です。個人的に気にするポイントをあげています。