3月30日にキャロットクラブで追加募集が発表され、カタログも掲載されましたので、評価検討していきたいと思います。
その他は下記関連記事をご覧ください。
私もいつかお母さんとして活躍したいわ!
※キャロットクラブ様より情報転載の許可を頂いております。
※あくまで個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。
グランデセーヌの20について
グランデセーヌの20について、再度おさらいします。
父:モーリス 母:グランデセーヌ(6歳) 母父:ゼンノロブロイ 性別:牡馬 募集金額:3,200万円 預託予定:渡辺薫彦 提供牧場:ノーザンF 生月日:2020年4月9日 体高:152.0cm 胸囲:184cm 管囲:19.4cm 体重:478kg
近況状況について
- 4/6 NF早来
- NF早来へ移動した後は、昨年11月頭から乗り運動を開始しました。乗り出し直後はロンギ場や周回コースでのハミ受け、手前の変換の確認、基礎体力の構築をメインに進め、11月下旬には坂路調教を取り入れ始めました。心身のリフレッシュを図るため、ウォーキングマシンでの運動や周回コースなど軽めの調整に留めたタイミングはありましたが、脚元をはじめとする馬体の健康状態は申し分なく、順当に調教負荷を高めることができています。現在は週3日、坂路でハロン15~17秒のキャンターを行い、日によっては周回コースでのキャンター2700mを追加して乗るなど、十分な運動量を確保することができています。モーリス産駒らしく、元から厚みのある筋肉をまとっているだけに、体幹の強さが兼ね備わった際、どこまで動けるようになるか今から楽しみな存在です。「追加募集馬の預託についてのお話をいただきありがとうございます。さっそく先日NF早来に見に行ってきました。この時期の2歳としてはトモが立派で、スピードがありそうな体つきですね。牧場のスタッフさんたちに話を聞いたところ、性格はけっこうピリッとしていて走りに対して前向きだそうで、これから調教が進んでいくのが楽しみになります。まだ、全体的な体つきには幼さもありますが、父モーリスを彷彿とさせる雰囲気も感じますし、これからどう成長してくれるのか今から楽しみです」(渡辺師)
手術歴について
なし
母( グランデセーヌ)について
母グランデセーヌを語るのは、リッチダンサーでしょう。
キャロットクラブでは有名な名牝系の一族です。バウンスシャッセ、コントラチェック、ムーンクエイクの母となります。1頭の繁殖牝馬から3頭の重賞勝ち馬と素晴らしい繁殖牝馬です。高齢になってからも直近で19歳時にラクスバラディーを生んでいる名繁殖といえるでしょう。
グランデセーヌ産駒について
2019・スタローン (牡)父リオンディーズ 成績:7戦0勝 [0-1-0-6] 獲得賞金:328万円 (中央) セリ取引価格;2,268万円 (2019年 セレクトセール) 調教師;武幸四郎 2020・本馬(牡)父モーリス 2021・当歳 父ルーラーシップ 2022・次歳 父ビッグアーサー
血統について
モーリス×母父ゼンノロブロイ
■獲得賞金上位と好走距離
■対象:21頭
1位
ストゥーティ (牝)
獲得賞金:5,898万円 (中央)
成績:11戦3勝 [3-1-3-4]
距離:芝1600-2000m
2位
レーヴドゥラプレリ (牝)
獲得賞金:2,290万円 (中央)
成績:8戦2勝 [2-2-2-2]
距離:芝1600m
3位
フィールドモーリス (牡)
獲得賞金:1,053万円 (中央)
成績:13戦1勝 [1-1-1-10]
距離:ダ1000m
上記の成績を見るように「モーリス+母父ゼンノロブロイ」でソートをかけると5頭が中央勝ち上がり。勝ち率は悪くないものの、その他は微妙。また、勝ち上がった馬についても、勝ち方を見てみると逃げや追込といった馬群に包まれないような脚質であり、気性の難しさが見てうかがえる。
さらに、現状、「モーリス+母父ゼンノロブロイ」の獲得賞金のトップがストゥーティの約6千万であり、なかなか回収率が見込めない点も見送りが妥当と考えます。
ただし、この組み合わせで特徴的なのは、サンデークロスに加えて、Sadler’s Wellsクロス持ちの馬が3頭いて、それが3頭中2頭が勝ち上がり。ストゥーティもSadler’s Wellsクロス。
サンプル数は少ないですが、そこだけ見ると好相性かもしれません。
まとめ
私がゼンノロブロイと思い出すのは、やはり出資して重賞勝ちをもたらしてくれたメートルダール。引退して乗馬となりましたが元気にしてるかなぁ。
早くコロナが収まり、愛馬に会いに行きたいです!!
最後までありがとうございました!