ユニオンオーナーズクラブで募集が発表され、カタログも掲載されましたので、評価検討していきたいと思います。
今回は、先行募集されている馬からデライトポイントをピックアップします。
その他は下記関連記事をご覧ください。
※あくまで個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。
デライトポイントの21について
デライトポイントの21について、再度おさらいします。
父:レイデオロ 母:デライトポイント(18歳) 母父:トウカイテイオー 性別:牡馬 募集金額:3,000万円(一口:60,000円) セレクトセール:2,200万円 (2021年 セレクトセール) 預託予定:相沢郁 生産牧場:新冠橋本牧場 生月日:2021年3月13日 体高:155cm 胸囲:175cm 管囲:20.5cm 体重:470~490kg
母(デライトポイント)について
母デライトポイントはサンデーレーシングで募集されたものの、3戦未勝利。トウカイポイントの全妹としての競走成績の結果を残せなかったが、母としての繁殖能力は高く、仔出しはよい。
代表産駒には重賞戦で善戦をしたオツウがいます。そのほか3勝したラインハーディーもおり、産駒の勝ち上がり率は非常に優秀です。本馬は14番仔です。
その中で近年は、デライトポイントも年齢を重ね、繁殖能力が落ちてきたのか受精しないことも多くなってきている点が気になるところ。
デライトポイント産駒について
レースに出走できた8頭中6頭が勝ち上がりと素晴らしい成績。
福島牝馬S3着などの実績をもつオツウがおり、そこからハーツクライをメインとした種付けを行っている。
半兄にセータステソーロも勝ち上がってはいるが、2勝目は難しいかなという印象。
2008・ブルーウォーター(牝)父フジキセキ 成績:2戦0勝 [0-0-0-2] 獲得賞金:16万円 調教師;林和弘 2009・カレンレッドロック(牡)父ハーツクライ 成績:36戦5勝 [5-4-3-16] 獲得賞金:747.3万円 調教師;山田勇 2010・オツウ(牝)父ハーツクライ 成績:36戦5勝 [5-6-4-21] 獲得賞金:1億2341.9万円 セレクトセール:1050.0万円 調教師;須貝尚介 2011・ラインハーディー(牝)父ゴールドアリュール 成績:33戦3勝 [3-9-4-17] 獲得賞金:8678.3万円 セレクトセール:1365.0万円 調教師;水野貴広 2012・不受胎 父キンシャサノキセキ 2013・クリノブラビッシモ(牡)父キンシャサノキセキ 成績:17戦1勝 [1-4-3-5] 獲得賞金:233.4万円 調教師;橋本忠明 2014・レッドクライム(セン)父ハーツクライ 成績:27戦1勝 [1-4-6-13] 獲得賞金:1851.0万円 調教師;田中博康 2015・流産 父ハーツクライ 2016・なし(牝)父 ハーツクライ 2017・ルベルアージ(牡)父ハーツクライ 成績:5戦0勝 [0-2-1-2] 獲得賞金:530.0万円 セレクトセール:4644.0万円 調教師;武幸四郎 2018・セータステソーロ(牡)父ハーツクライ 成績:12戦1勝 [1-0-1-10] 獲得賞金:843.0万円 セレクトセール:4428.0万円 調教師;伊坂 重信 2019・不受胎 父ドゥラメンテ 2020・なし(牝)父ドゥラメンテ 2021・当歳(牡)父レイデオロ 2022・次歳(牝)父ミッキーアイル
血統について
レイデオロの初年度産駒ですね。
ドゥラメンテがいなくなり、さらにはルーラーシップが高齢となってきた今、キングカメハメハ系の中距離路線を引っ張る重責を背負うのはレイデオロでしょう。
おそらく、レイデオロ産駒の注目配合としては、レイデオロのウンドインハーヘアを活用したディープインパクト産駒との配合にはなるのではないでしょうか。
シンボリルドルフやトウカイテイオーといった父は競馬ファンにとっては、とてもロマンある血統ですね。また、母父はリアルシャダイですから、ノーザンテーストの血もありますね。
レイデオロと配合したことでRobertoの5*4のクロスが完成し、父系・母系ともに溢れるスタミナを受け継いでいるように思えます。
まとめ
母の年齢から私の出資候補としては外れますが、血統からはとてもロマンを感じる1頭ですね。
デライトポイントの21は、セレクトセールで購入された馬ですが、過去にはエポカドーロ、ビターエンダーという当り馬もしています。
ユニオンで1発大きいのを当てたいかい方は考えてみてはいかがでしょうか?
最後までありがとうございました!