ここでは、キャロットクラブ2021募集馬のうち個人的に気になる馬をピックアップしてより詳細に調べます。
今回は、中間報告でも人気の「クルミナルの20」を見ていきます。
簡易評価は下記関連記事をご覧ください。
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※キャロットクラブ様より情報転載の許可を頂いております。
※あくまで個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。
クルミナルの20について
クルミナルの20について、再度おさらいします。
父:エピファネイア 母:クルミナル(8歳) 母父:ディープインパクト 性別:牡馬 募集金額:8,000万円 預託予定:藤原英昭 提供牧場:ノーザンF 生月日:2021年4月17日 体高:151.5cm 胸囲:171cm 管囲:20.4cm 体重:439kg
募集価格が8,000万円と今年度では最高価格。中間発表では、票数トップと人気ですね。厩舎も影響してそう。
母( クルミナル )について
母クルミナルは2012年産のディープインパクト産駒。
新馬、エルフィンSと連勝後、チューリップ賞は11着に敗れるも桜花賞3着、オークス2着と好走。しかしその後右前屈腱炎を発症し、当初は回復を目指し治療に専念していたが、翌年4月に引退・繁殖入りとなりました。
クルミナルの産駒について
クルミナル産駒一覧をまとめてみた。本馬は母8歳時出産の4番仔になります。
桜花賞やオークスにも出走したククナや新潟2歳2着の アライバル と活躍馬を輩出しております。
2017・イルミナル(牝)父ロードカナロア 成績:7戦0勝 [0-3-1-3] 獲得賞金:846万円 (中央) 調教師:奥村武 (美浦) 2018・ククナ(牝)父ロードカナロア 成績:7戦1勝 [1-1-2-3] 獲得賞金:3,365万円 (中央) 調教師:栗田徹 (美浦) 2019・アライバル(牝)父ハービンジャー 成績:2戦1勝 [1-1-0-0] 獲得賞金:1,912万円 (中央) 調教師:栗田徹 (美浦) 2020・本馬(牡)父エピファネイア 2021・当歳(牡)父ロードカナロア
血統について
母父ディープインパクト
■獲得賞金上位と好走距離
■対象:1258頭
1位
キセキ(牡)父ルーラーシップ
獲得賞金:6億8,426万円 (中央)
成績:30戦4勝 [4-6-5-15]
距離:芝1800-3000m
2位
アリストテレス(牡)父エピファネイア
獲得賞金:1億9,495万円 (中央)
成績:13戦4勝 [4-5-0-4]
距離:芝1600-3000m
3位
ステラヴェローチェ (牡)バゴ
獲得賞金:1億5,815万円 (中央)
成績:6戦2勝 [2-1-2-1]
距離:芝1600-2400m
父エピファネイア×母父ディープインパクト
対象:74頭(1歳含む)
1位
アリストテレス(牡)
獲得賞金:1億9,495万円 (中央)
成績:13戦4勝 [4-5-0-4]
距離:芝1600-3000m
2位
ムジカ(牝)
獲得賞金:5,640万円 (中央)
成績:16戦1勝 [1-6-3-6]
距離:芝1800-2000m
3位
オーソクレース(牡)
獲得賞金:5,249万円 (中央)
成績:3戦2勝 [2-1-0-0]
距離:芝1800-2000m
「エピファネイア+母父ディープインパクト」はアリストテレスを輩出も、74頭中14頭が中央勝ち上がりと、勝ち上がり率の面で優れません。
また、獲得賞金上位3頭(アリストテレス・ムジカ・オーソクレース)は母母系にSadler’s Wellsを持っており、Sadler’s Wellsクロスが成立しているという共通点があります。
この点からすると、現状Sadler’s Wellsクロスを持たない本馬は上記に該当しないため、活躍は厳しいのではと考えます。
まとめ
人気の1頭ですが、個人的には募集価格も含め、個人的な評価は低いです。
最後までありがとうございました!
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