3月30日にキャロットクラブで追加募集が発表され、カタログも掲載されましたので、評価検討していきたいと思います。
その他は下記関連記事をご覧ください。
私もいつかお母さんとして活躍したいわ!
※キャロットクラブ様より情報転載の許可を頂いております。
※あくまで個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。
トウカイライフの20について
トウカイライフの20について、再度おさらいします。
父:リアルスティール 母:トウカイライフ(13歳) 母父:トウカイテイオー 性別:牡馬 募集金額:3,600万円 預託予定:田中博康 提供牧場:ノーザンF 生月日:2020年3月8日 体高:161.0cm 胸囲:185cm 管囲:20.0cm 体重:496kg
セレクトセールに出されてノーザンファームが840万円(税込924万円)で落札しましたね。
近況状況について
- 4/6 NF空港
- 現在は週2日、900m屋内坂路コースをハロン16~18秒のキャンター2本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。まだ速めのペースを開始するには至っていないものの、ここまではこの馬なりに順調な調整過程を歩むことができています。気性が難しく、カーっとなりやすいタイプなので、如何に人とのコミュニケーションを図っていけるかが大成できるかのポイントとなりそうです。「今回お話をいただいたあと、すぐに牧場のスタッフさんと連絡を取って話を聞き、そのうえで現地へ行って見てきました。最初に話を聞いたときも“走りそうな馬ですよ”ということでしたが、実際に見ても、立派で、バランスも整った良い馬です。動かすと前進気勢が旺盛で、スピード感もあります。如何にも弾みそうなタイプと思えました。体は完成途上で、一生懸命に走る分だけ筋肉が張りやすいようですが、これはとても大事なことです。しっかりと走れる馬でないとそのような変化を見せることはありませんからね。話を聞くだけでなく実際見せていただいた印象でも走りそうだなと思え、この先がとても楽しみになりました」(田中博師)
手術歴について
なし
母( トウカイライフ)について
トウカイテイオー×リアルシャダイのニックス配合から生まれた当馬は、ダートの中距離を中心に中央3勝で準OPクラスまで駒を進めました。
トウカイライフ産駒について
3番仔のルーチェデラヴィタですかね。6/2週の新馬戦でキズナ産駒として初の勝利を父にプレゼントした馬でもあります。2歳OPコスモス賞を制覇したお馬さん。
現在は2勝クラスで掲示板確保を繰り返すお馬さんですが、なかなか頑張っていますよね。
当馬は、母13歳時の5番仔になります。
2014・産駒なし 父ディープブリランテ 2015・ロトヴィンテージ(牡)父ヴァーミリアン 成績:3戦0勝 [0-0-0-3] 獲得賞金:0万円 調教師;藤原辰雄 2016・サーチュイン(牝)父クロフネ 成績:34戦2勝 [2-1-0-31] 獲得賞金:811万円 (中央) /90万円 (地方) 調教師;真島元徳 (佐賀) 2017・ルーチェデラヴィタ(牝) 父キズナ 成績:22戦2勝 [2-1-1-18] 獲得賞金:3,747万円 (中央) セリ取引価格;1,512万円 (2019年 JRAブリーズアップセール) 調教師;須貝尚介 2018・ブラックライフ (牝)父ブラックタイド 成績:16戦0勝 [0-0-2-14] 獲得賞金:181万円 (中央) /29万円 (地方) セリ取引価格;1,512万円 (2019年 JRAブリーズアップセール) 調教師;長倉功 (兵庫) 2020・本馬(牝)父リアルスティール 2021・当歳(牡)父レイデオロ 2022年 ・ナダル(USA)
血統について
母父トウカイテイオー
■獲得賞金上位と好走距離
■対象:403頭
1位
シングンマイケル (セ)父シングンオペラ
獲得賞金:2億2,348万円 (中央)
成績:24戦6勝 [6-7-2-9]
距離:障害
2位
マイネルアウラート (牡)父ステイゴールド
獲得賞金:1億8,341万円 (中央)
成績:53戦8勝 [8-3-3-39]
距離:芝1600-1800m
3位
ケントオー (牡)ダンスインザダーク
獲得賞金:1億3,484万円 (中央)
成績:42戦5勝 [5-2-5-30]
距離:芝1400-1800m
トウカイライフは、リアルスティール産駒は今年が初年度。ディープインパクト×Storm Catの組み合わせは有名ですが、代表産駒キズナ、サトノアラジン、ダノンキングリーにエイシンヒカリあたりの活躍馬多数。
主に1600-2000mを主戦場に戦うスピード型という印象で、種牡馬としては芝ダート兼用型な印象が強い種牡馬になっています。
兄弟として挙げたルーチェデラヴィタ。この子はキズナ産駒なので7/8同血になります。ルーチェデラヴィタ自体は新馬→コスモス賞と連勝。このルーチェデラヴィタがこの兄弟の中では最高となる2勝をマークしています。配合としては適していることがわかります。
ただ、ルーチェデラヴィタは6月の阪神を遅いタイムで新馬勝ち、その後、馬券に絡んだのは2勝クラスもライラック賞に羊ヶ丘特別で2,3着を記録するなど洋芝だけですから、父方に速い血を持ってきても、それ以上に母系の重さが主張する配合だと推測されます。
リアルスティールに替わりどこまで高速馬場に対応し、活躍できるかが鍵となりそうです。
まとめ
素晴らしい血統ですが、母13歳という年齢からもなかなか厳しいですかね。
コメントにあった気性面と、筋肉が張りやすいという点は、動画や写真から見えない部分ですので、そうゆうところも心配です。
最後までありがとうございました!