モーニングリズの21（インゼルサラブレッドクラブ募集馬　個別評価診断）

９月23日にインゼルサラブレッドクラブ募集馬の測尺や厩舎が発表されたので、個別にレビューしていきます。

今回は、募集番号１９番の「モーニングリズの21」を見ていきます。

筆者による個別見解はnoteで公開しております！

そのほかの馬の評価や概要は下記記事にまとめています。

※あくまで個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。

※インゼルサラブレッドクラブ様より情報転載の許可を頂いております。

モーニングリズの21について

モーニングリズの21について、再度おさらいします。

父：キタサンブラック
母：モーニングリズ（１７歳)
母父：Acatenango
性別：牡
募集金額：2,800万円(1口5.6万円)
募集口数：1口用475口
　　　　　10口用0口
　　　　　IFF用25口
預託予定：清水久詞
提供牧場：チャンピオンズファーム
生月日：2021年3月30日
体高：155.0cm
胸囲：175.0cm
管囲：20.8cm
体重：440kg
一口馬主DB人気順位：2位

母（モーニングリズ）について

母ムーンライトベイはサンデーレーシングで募集された馬で、未出走引退となっています。デビュー前にけがの影響で、レースに出走できませんでした。

モーニングリズの産駒について

母モーニングリズはドイツ出身の繁殖牝馬で、競走成績は未出走引退となっています。英愛で6頭の産駒を残したのち、日本に来ており、19年から産駒が誕生しています。現状、日本での産駒は2頭走っていますが未勝利です。

2009・Trulee Scrumptious（牝）　父Strategic Prince
　　　成績：62戦7勝

2010・Mancinelli（牡）　父Papal Bull
　　　成績：1戦0勝

2011・なし

2012・Famine Hill Boy（セン）　父Papal Bull
　　　成績：0戦0勝

2013・Frozen Assets（セン）　父Frozen Fire
　　　成績：0戦0勝

2014・Jakoby（セン）　父Frozen Fire
　　　成績：7戦1勝

2015・Ballela（牝）　父Shantaram
　　　成績：0戦0勝

2016・なし

2017・なし

2018・なし

2019・チカレンヌ（牝）　父Kingman
　　　成績：3戦0勝 [0-1-0-2]
      獲得賞金：262万円 (中央)
　　　調教師；小崎憲

2020・チュウワモーニング（牝）　父キズナ
　　　成績：1戦0勝 [0-0-0-1]
      獲得賞金：0万円
　　　セリ価格：2,970万円 (2021年 セレクトセール)
　　　調教師；小崎憲

2021・当歳(牡)父キタサンブラック

2022・次歳　父キタサンブラック

血統について

父母間クロス：Surumu 3 x 4、Lyphard 5 x 5

インゼルでチャンピオンズファームの馬が募集されるのは今年が初めてですね。

Surumu 3 x 4ということで、かなりスタミナに秀でた牝系です。そこにキタサンブラックということで、パワーと粘り強い産駒が多く、獲得賞金も牡馬が多いことからも本馬にはプラスでしょう。

菊花賞さらにはその先の凱旋門賞にいかにも対応できそうな競争馬に見えますね。

心配な部分は、キタサンブラック産駒はサンデーサイレンスのクロスを持つ産駒の勝ち上がり率がとても高いです。やはり、スピードを牝系で補わないとなかなか太刀打ちできないのでしょう。

私の最終見解は、noteで公開いたします！

そのほかの馬の評価や概要は下記記事にまとめています。