【ジュニアNISAを開設しました】ジュニアNISAで教育資金を積極的に運用

ジュニアNISAがあることは知ってはいましたが、今回記事にしているデメリットのほうが大きく敬遠ぎみでしたが、税制改正により大きく解消されたため、新たに口座を開設しました。

2023年末に廃止が決まったジュニアNISAですが、制度廃止の決定と同時に「18歳になるまで引き出しができない」という大きなデメリットが解消されることになり、使いやすい制度に生まれ変わりました。

廃止になった理由はやはり口座の開設状況でしょう。

口座開設数(2020年6月末時点)

・NISA口座:1200万口座
・つみたてNISA:244万口座
・ジュニアNISA:38万口座

人気のNISAですが、ジュニアNISAは圧倒的に人気がなく使用率も低いため、廃止を決定しました。

2016年からスタートしているジュニアNISAですが、2019年12月末時点から、半年でジュニアNISAは3万口座と増えているとはいえ、NISAの40万、つみたてNISAの54万口座と比較するとかなり低いです。

ただ、子どもがいる場合は、改正により大変使いやすくなったので、ジュニアNISAは開設しておくのがおすすめです。

ジュニアNISAを開設

まず、NISA口座と同じく、ジュニアNISAを開設するなら、SBI証券 楽天証券がおすすめです。

ネット証券大手の両証券は、使いやすさは抜群ですので、いずれかを開設しておくと間違いないでしょう。

ちなみに、私はジュニアNISAは楽天証券を開設しました。

2023年にはなくなるこのジュニアNISA。このため、まだ開設してない方はジュニアNISAは作るべきです。

ジュニアNISAとは

ジュニアNISAの特徴をまとめておきます。

利用できる方日本にお住まいの0歳~19歳の方(口座を開設する年の1月1日現在)
非課税対象株式・投資信託等への投資から得られる配当金・分配金や譲渡益
口座開設可能数1人1口座
非課税投資枠新規投資額で毎年80万円が上限
非課税期間最長5年間
投資可能期間2016年~2023年
運用管理者口座開設者本人(未成年者)の二親等以内の親族(両親・祖父母等)
払出し18歳までは払出し制限あり。

ジュニアNISAの最大のデメリット

ジュニアNISAの最大のデメリットは、やはり18歳まで引き出しができないことでした。

教育費の積立にも使えるジュニアNISAですが、子どもが18歳になるまでどれだけ教育費がかかるのか分かりません。その18歳まで引き出せない、つまり、資金ロックされるとなると、急なときに使えないのが敬遠された最大の理由だったでしょう。私もその一人でした。

税制改正によるメリット・デメリット

しかし、昨年の税制改正により、18歳まで引き出せないというデメリットが解消されています。それで、ジュニアNISAはとても使いやすくなりました。これは、メリットな反面、デメリットもあります。

デメリットとしは、2024年以降はジュニアNISAが廃止されることになったため、それに伴い2024年以降いつでも払い出しが可能になった代償です。

2024年以降廃止されるため、ジュニアNISAを新規に口座開設できるのは2023年までとなります。よって、新規に投資ができるのも、2023年までとなるため、できるだけ早くジュニアNISAを開設すべきなのです。

ジュニアNISAの非課税枠

ジュニアNISAは、年80万円までの投資に対して売却益や配当金に対する譲渡所得税が非課税となります。

年80万円が最大の金額ですが、年80万円投資しなければならないわけではありません。

年30万円の投資でも良いのです(この場合、余った非課税枠50万円は放棄になり、翌年に繰越されるわけではありません)。

例えば、2021年新規開設の場合、

ジュニアNISAの非課税枠

2021年に開設 ⇒ 最大240万円(年80万円×3年)

2022年に開設 ⇒ 最大160万円(年80万円×2年)

2023年に開設 ⇒ 最大80万円(年80万円×1年)

となります。240万円を複利5%で15年間運用すると、約500万円と2倍に増える計算です。約50万円の税金が節税できかなり大きいです。

非課税期間終了後も非課税で持ち続けられる

運用期間の5年間非課税ですが、5年間が満了したあとも、非課税で持ち続けることができるのも大きなメリットです。「継続管理勘定」に移すことで、子どもが成人(18歳)するまで売却益や配当が非課税となるんです。

また、成人用NISAに移すこともできます。

ジュニアNISAの投資銘柄

3年度には引き出せるとはある程度の長期運用になるため、業績と配当、優待を見極めながら投資先を決めておきたいと思います。

まず第一はヤーマン(6630)になります。

売上も好調かつ株主優待も大変魅力的のため、投資予定。

パフェットコード引用
100株以上保有期間 1年未満: 5,000円  1年以上: 7,000円  2年以上:10,000円  5年以上:13,000円
500株以上保有期間 1年未満:14,000円  1年以上:17,000円  2年以上:20,000円  5年以上:23,000円
自社直販Webサイト(ヤーマンオンラインストア)で利用可能な株主優待割引券

その他後日追加したいと思います。優待銘柄もしくはテンバガー候補を投資予定です。

ジュニアNISAはメリットが大きい

最後にジュニアNISAの特徴をまとめておきます。

ジュニアNISAの特徴-まとめ-

・2024年以降ジュニアNISAは廃止
・2023年の口座開設をもって新規受付を廃止
・2023年まで新規投資が可能(年80万円)
・2021年から開始で合計240万円の投資に対して非課税
2024年以降いつでも払い出しが可能
・2024年以降も18歳まで非課税運用が可能
・18歳以降のNISA口座に移行も可能

やはり大きいのは、18歳まで引き出せない条件がジュニアNISAの廃止に伴い、2024年以降いつでも払い出しが可能になった点です。今だけ(2023年開設)までのメリットと言えますが、非課税枠を使えるのは大きいですね。

我が家も毎年の貯金だけでは厳しいですが、預貯金から投資に以降させつつ、非課税枠を有効活用したいと思います。とりあえず、使う使わないは別として、ジュニアNISAの口座を開設しておくと良いですね!

最後までありがとうございました!

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