7月19日にシルクホースクラブ募集馬の測尺が発表されたので、詳細に調べます。
今回は、募集番号35番の「ヴァイスハイトの21」を見ていきます。
その他の馬や募集スケジュール等に関しては、関連記事をご覧ください。
来年から新規枠も厳しいから迷うわね。
※あくまで個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。
ヴァイスハイトの21について
ヴァイスハイトの21について、再度おさらいします。
父:ブリックスアンドモルタル 母:ヴァイスハイト(17歳) 母父:アドマイヤベガ 性別:牡 募集金額:3,000万円(1口6.0万円) 預託予定:池上昌和 提供牧場:ノーザンファーム 生月日:2021年5月4日 体高:150.0cm 胸囲:167.0cm 管囲:19.9cm 体重:408kg ネット競馬検討数:97 一口馬主DB人気順位:31
母(ヴァイスハイト)について
母はキャロットの募集馬で通算成績は21戦2勝。芝ダートの短距離を主戦場とし、ダート1000mで2勝しました。
ヴァイスハイトの産駒について
キャロットゆかりの兄弟で代表的な活躍馬のほとんどがキャロット。
代表産駒にはヒヤシンスS2着、兵庫CS2着の実績があり平地では準OPまで勝ち上がりさらに、現在は障害OPのヴァイトブリック、ダート中距離で中央5勝の実績がありオープン入りを果たしたクルークハイトなどがいます。
デビューした6頭中5頭が勝ち上がり。勝てなかったバクラヴァにしても7戦して3着4回と展開や運次第で勝ち上がれる能力はあったでしょう。
安定感も有した繁殖と言えそうですね。
2011・ロスヴァイセ(牝)父シンボリクリスエス 成績:24戦3勝 [3-1-2-18] 獲得賞金:4,155万円 (中央) 調教師;小崎憲 2012・シェーンハイト(牝)父バゴ 成績:0戦0勝 [0-0-0-0] 獲得賞金:0万円 (中央) 調教師:斎藤誠 2013・フォースリッチ(牡)父ワークフォース 成績:25戦3勝 [3-1-0-21] 獲得賞金:710万円 (中央) /57万円 (地方) セリ価格:4,752万円 (2014年 セレクトセール) 調教師:村上昌幸 (岩手) 2014・クルークハイト(牝)父クロフネ 成績:28戦5勝 [5-4-1-18] 獲得賞金:7,926万円 (中央) 調教師:藤岡健一 2015・ヴァイザー(牡)父ノヴェリスト 成績:29戦2勝 [2-1-2-24] 獲得賞金:3,870万円 (中央) 調教師:高橋亮 2016・ヴァイトブリック(牡)父シンボリクリスエス 成績:21戦3勝 [3-2-2-14] 獲得賞金:4,321万円 (中央) /840万円 (地方) 調教師:和田正一 2017・オーチャードロード(牡)父キンシャサノキセキ 成績:27戦5勝 [5-3-4-15] 獲得賞金:1,131万円 (地方) セリ価格:3,456万円 (2018年 セレクトセール) 調教師;国沢輝幸 (高知) 2018・バクラヴァ(牝)父ロードカナロア 成績:12戦0勝 [0-0-4-8] 獲得賞金:621万円 (中央) /48万円 (地方) 調教師;辻野豊 (大井) 2019・サンライズロナウド(牡)父ハービンジャー 成績:5戦1勝 [1-0-0-4] 獲得賞金:520万円 (中央) セリ価格:5,720万円 (2020年 セレクトセール) 調教師;安田隆行 2020・カフジキアッキエレ(牝) 父モーリス セリ価格:2,200万円 (2021年 セレクトセール) 2021・当歳(牡) 父ブリックスアンドモルタル 2022・次歳(牝) 父サートゥルナーリア
血統について
ブリックスアンドモルタル産駒は2023年デビュー予定で、アメリカ産馬で通算成績は13戦11勝。
BCターフ、アーリントンミリオンS、ターフクラシックSなどG1で5勝。2019年のアメリカの年度代表馬に
輝きました。
セレクトセール2022ではアウェイクの22が3億超えで落札されるなど、注目を集めています。
血統的にはStorm Bird 3×3の強烈クロスに目が行きますよね。そもそもブリックスアンドモルタル自身が芝馬で、日本でも芝を走れる馬は多く出ると思うんですが、ダートの一流馬を排出する可能性のほうが高そうに思えます。
本馬はこうなってくると主戦場はダートの短距離に出そうです。芝向きのスピードを持てるのであれば、力のいる馬場の中山を先行して勝ち上がっていってほしいですね!
まとめ
産駒の成績からも3,000万円は厳しいかなと思っています。母馬の年齢も含め、見送りかなと思っています。
最後までありがとうございました!