サロミナの21(シルクホースクラブ募集馬 個別評価診断)

7月19日にシルクホースクラブ募集馬の測尺が発表されたので、詳細に調べます。

今回は、募集番号46番の「サロミナの21」を見ていきます。(順番は疲れたので、人気な馬から順に書いていきます)

その他の馬や募集スケジュール等に関しては、関連記事をご覧ください。

アップロードした画像レシステンシア

来年から新規枠も厳しいから迷うわね。

※あくまで個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。

サロミナの21について

サロミナの21について、再度おさらいします。

父:ハーツクライ
母:サロミナ(12歳)
母父:Lomitas
性別:牝
募集金額:7,000万円(1口14万円)
預託予定:池添学
提供牧場:ノーザンファーム
生月日:2021年2月1日
体高:157.5cm
胸囲:181.5cm
管囲:19.5cm
体重:468kg
ネット競馬検討数:260
一口馬主DB人気順位:12

母(サロミナ)について

母ドイツ生産の競走馬で主な勝ち鞍は2012年の独オークス(GI)。。この独オークスでは日本にも騎乗経験があるミナリク騎手が代打騎乗し、初コンビで2着で3馬身半差をつけて快勝し、無傷の4連勝でのG1制覇を達成した。

サロミナの産駒について

書く必要はないかもしれませんが、一応ね。

初仔のサロニカはエルフィンステークスの勝ち馬で、その全妹のサラキアは2020年の府中牝馬ステークスを勝利、同年のエリザベス女王杯と有馬記念で2着。

1番の出世頭は全兄になるサリオスです。サウジアラビアロイヤルカップをレコードで制し、さらに朝日杯フューチュリティステークスもレコードで制しGI初制覇。その後も、古馬になってからも勝ち切れないまでも善戦続けるサリオスに、晩成気味に大輪咲かせたサラキアがいて、下には体質の問題で少しずつしか使えないものの3連勝中のエスコーラに2連勝中のサリエラ。

素晴らしい繁殖力ですね。。。

2014・サロニカ(牝) ディープインパクト
   成績:11戦2勝 [2-1-1-7]
      獲得賞金:3,826万円 (中央)
   調教師:中竹和也
  
2015・サラキア(牝)ディープインパクト
   成績:20戦4勝 [4-5-1-10]
      獲得賞金:3億5,068万円 (中央)
   調教師:池添学

2016・サラミス(牡)父ディープインパクト
   成績:9戦1勝 [1-2-1-5]
      獲得賞金:602万円 (中央) /30万円 (地方)
   調教師:角田輝也 (地方)

2017・サリオス(牡)ハーツクライ
   成績:13戦4勝 [4-2-2-5]
      獲得賞金:3億8,993万円 (中央)
   調教師:堀宣行 

2018・エスコーラ(牡)ディープインパクト
   成績:4戦3勝 [3-0-0-1]
      獲得賞金:2,880万円 (中央)
   調教師;中内田充

2019・サリエラ(牝)父ディープインパクト
   成績:2戦2勝 [2-0-0-0]
      獲得賞金:1,470万円 (中央)
   調教師;国枝栄

2020・サロミナの2020(牡)ハーツクライ
    
2021・当歳(牝)父ハーツクライ

2022・次歳(牝)父ドゥラメンテ

血統について

サロミナの21の血統表

正直、あまり語ることはなく、「サリオスの全妹。」もうこれだけで説明終わっても十分かなと。。

問題は、体質でしょう。早くから活躍していたサリオスは、若駒から勝ててはいましたが、右トモの緩さがまだまだゆるく、現在も残っている状況です。

他の兄弟もスムーズには使えていないというのが、成績を見て明らかでしょう。クラシックで走ったのは、サラキアとサリオスのみです。最近の馬たちは体質を考慮してじっくり使われているという印象です。

まとめ

池添学調教師なら、おそらく1勝してじっくり仕上げていくのではないでしょうかね。賛否両論ありますが、兄弟を見て、さらに今後を見据えてそうしたほうがいいかと思います。

出走が稀、クラシックを走らせたいという人にはなかなかおすすめできませんが、確実な勝ち星と長く付き合える人ならおすすめしたい1頭です。

最後までありがとうございました!

回収率400%超の募集馬レビューはこちら
詳細はこちら
回収率400%超の募集馬レビューはこちら
詳細はこちら