7月19日にシルクホースクラブ募集馬の測尺が発表されたので、詳細に調べます。
今回は、募集番号2番の「クードラパンの21」を見ていきます。
その他の馬や募集スケジュール等に関しては、関連記事をご覧ください。
来年から新規枠も厳しいから迷うわね。
※あくまで個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。
クードラパンの21について
クードラパンの21について、再度おさらいします。
父:ロードカナロア 母:クードラパン(7歳) 母父:ダイワメジャー 性別:牝 募集金額:4,500万円(1口9万円) 預託予定:武井亮 提供牧場:ノーザンファーム・白老産 生月日:2021年2月8日 体高:153.5cm 胸囲:172.0cm 管囲:18.8cm 体重:427kg
母(クードラパン)について
母クードラパンは名牝キューから繋がる牝系で、シルクさんで走ってましたね。
母クードラパンは父がダイワメジャーでしたので他の兄弟たちよりも距離適性は短く芝のマイルからスプリントで4勝。
クードラパンの産駒について
本馬は2番仔です。半兄はルーラーシップ産駒ですがこちらはまだ2歳馬で未出走。デビューは7月末に決まっているようなので応募前にその走りを見ることはできそうです。
母の適性から考えれば短い距離を本馬も主戦場としそうですね。
2020・ラパンラピッド(牡)父ルーラーシップ 2021・本馬(牝)父ロードカナロア 2022・当歳(牝)父モーリス
血統について
父ロードカナロア×母父ダイワメジャー
■獲得賞金上位と好走距離
■対象:40頭(1歳含む)
1位
ロードアクア(牡)
獲得賞金:9,327万円 (中央)
成績:28戦5勝 [5-0-4-19]
距離:芝1200-1400m
2位
シトラスノート(牝)
獲得賞金:5,503万円 (中央)
成績:23戦3勝 [3-1-5-14]
距離:芝1200-1600m
3位
イルクオーレ (セ)
獲得賞金:3,848万円 (中央)
成績:12戦3勝 [3-3-0-6]
距離:芝1200-1400m
ロードカナロア×ダイワメジャーの組み合わせは、中央デビュー済の馬は全24頭中勝ち上がりは8頭で、代表産駒は昨年のOPクラスTVh賞を制したロードアクア。ちなみに、複数勝利したのが4頭。
ロードカナロア産駒の勝ち上がり率が42%程度(2勝率23%,3勝率13%)ですので、比較するとロードカナロア産駒の中では、あまり良い組み合わせとは言えないですね。まぁ、サンプルも少ないのでこれからかもしれませんが。
ただ、上記のように芝の短距離路線で戦える馬が出ていることを考えると、この子に期待したいしてもいいかもしれませんね。イメージとしては、芝の短距離路線で先行馬。
懸念点としては、4500万円の価格ぐらいでしょうか。牡馬に出た半兄が3500万円に対し、牝馬のこの馬に1000万円UPの4,500万円設定。馬体重も若干小さいところも気になるところです。
また、ロードカナロア×ダイワメジャーの打率はやはり気になるところですが、その中でも勝ち上がれば長く楽しめそうな1頭ですし。
まとめ
個人的には、4,500万の回収は上記の賞金順からも厳しいと思われ、出資は控えます。
ノーザンファームの自信がどこまで成果に現れるか来年成績を楽しみにしておきたいと思います。
最後までありがとうございました!