チリエージェの20(インゼルサラブレッドクラブ2021年募集馬 個別評価診断)

10月6日にインゼルサラブレッドクラブ募集馬の測尺が発表されたので、詳細に調べます。

今回は、募集番号10番の「 チリエージェの20 」を見ていきます。やっと10頭目です。全頭はきつい・・・

インゼルサラブレッドクラブに関しては、関連記事をご覧ください。

アップロードした画像レシステンシア

入会するか迷うわね・・・

※あくまで個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。

チリエージェの20 について

チリエージェの20 について、再度おさらいします。

父:ハーツクライ
母:チリエージェ(19歳)
母父:サクラバクシンオー
性別:牡馬
募集金額:5,600万円
セレクトセール価格:5280万円(税込)
預託予定:松永幹夫
提供牧場:白井牧場(三嶋牧場)
生月日:2020年3月22日
体高:153.0cm
胸囲:178cm
管囲:20.0cm
体重:458kg

母( チリエージェ )について

母 チリエージェ は2001年白井牧場産のサクラバクシンオー産駒。母チリエージェは、別府特別など5勝。

チリエージェ の産駒について

チリエージェ 産駒一覧をまとめています。

この兄弟はなんといっても初仔のハクサンムーン(父アドマイヤムーン)ですよね。重賞3勝で十分立派なのですが、スプリンターズS,高松宮記念で連続2着。高松宮記念に至っては3着も記録しています。相手がロードカナロアなどが相手だったのは本当に運がなかったとしたか言いようがないですね。

その後の兄弟はなかなか大物が出ておらず、1勝勝ち馬が3頭と苦戦しています。

2009・ハクサンムーン(牡)父アドマイヤムーン
   成績:29戦7勝 [7-6-1-15]
   獲得賞金:3億7,010万円 (中央)
   セレクトセール価格:5,250万円 (2009年 セレクトセール)
   調教師:西園正都

2010・ベイビーイッツユー (牝)父ダイワメジャー
   成績:16戦1勝 [1-0-0-15]
   獲得賞金:834万円 (中央)
   調教師:高橋文雅

2011・ビービーゲラン(牝)父アドマイヤムーン
   成績:7戦1勝 [1-2-0-4]
   獲得賞金:26万円 (地方)
   調教師: 吉村圭司 

2012・アヴァンギャルド (牡) 父マンハッタンカフェ
   成績:4戦0勝 [0-0-0-4]
   獲得賞金:0万円
   調教師:野中賢二 

2013・フェイス(牡) 父アドマイヤムーン
   成績:7戦0勝 [0-1-2-4]
   獲得賞金:510万円 (中央)
   調教師:安田隆行
    セリ価格:6,300万円 (2013年 セレクトセール)

2013・フェイス(牡) 父アドマイヤムーン
   成績:7戦0勝 [0-1-2-4]
   獲得賞金:510万円 (中央)
   調教師:安田隆行
    セリ価格:6,300万円 (2013年 セレクトセール)

2014・Warring States(牡) 父ヴィクトワールピサ
   海外

2015・マリアバローズ (牝) 父ディープインパクト
   成績:17戦1勝 [1-0-1-15]
   獲得賞金:1,360万円 (中央)
   調教師:石坂正 

2016・カズブランパン(牡) 父ロードカナロア
   成績:2戦0勝 [0-0-0-2]
   獲得賞金:110万円 (中央)
   調教師: 西浦勝一 
   セリ価格:4,752万円 (2017年 北海道セレクションセール)
   
2017・なし
   
2018・デルマヤクシ(牡)父オルフェーヴル
   成績:8戦1勝 [1-0-0-7]
   獲得賞金:1803万円 (中央)
   調教師:友道康夫
   セリ価格:2,808万円 (2018年 セレクトセール)
     
2019・サトノレーヴ(牡)父ロードカナロア
   セリ価格:5,832万円 (2019年 セレクトセール)
 
2020・本馬(牡)父ハーツクライ

血統について

チリエージェ の20の血統表

父ハーツクライ×母父サクラバクシンオー

■獲得賞金上位と好走距離

■対象:23頭

1位

スマートアペックス (牡)

獲得賞金:1億3,659万円 (中央)

成績:23戦5勝 [5-6-4-8]

距離:障害

2位

インビジブルレイズ (牡)

獲得賞金:1億1,133万円 (中央)

成績:30戦6勝 [6-3-2-19]

距離:芝1600-2000m

3位

アフランシール  (牝)

獲得賞金:7,229万円 (中央)

成績:20戦4勝 [4-1-1-14]

距離:芝1400-1800m

ハーツクライ×サクラバクシンオーのは、障害JGⅢを制したスマートアペックスに、白富士S勝ち馬のインビジブルレイズあたりが代表産駒。

その他にもマッシヴランナー、ハナズリベンジはじめ、頭数の割に勝ち上がり率はかなり高めです。

産駒傾向としてはどうしても晩成型が多く、早めに1勝できることができれば長く楽しませてくれそうな1頭です。距離は中距離メインでしょうか。

本格化は少し遅めのため、5歳時に芝の中距離を走れていたら楽しみですし、スピードに少し欠けるタイプに出るならダート中距離でも活かせそうな血統です。

母馬の年齢と兄弟馬の成績を考えずに血統だけなら面白い1頭。

まとめ

しかし、セリ価格5,280万円から募集価格5,600万円と全くと言っていいほど上乗せがない価格設定を見た際にインゼルの好印象を得たところです。

個人的には、母馬の年齢を重視するため、応募はしない可能性が高いですが、血統的に気になる1頭です。

管囲と回収率についてはキャロットクラブ募集の際にまとめていますので、よければ御覧ください。

最後までありがとうございました!

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