ユニオンオーナーズクラブで募集が発表され、カタログも掲載されましたので、評価検討していきたいと思います。
今回は、募集されている馬からウッドシップの21をピックアップします。
その他は下記関連記事をご覧ください。
※あくまで個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。
ウッドシップの21について
ウッドシップの21について、再度おさらいします。
父:ゴールドシップ 母:ウッドシップ(13歳) 母父:クロフネ 性別:牡馬 募集金額:1,600万円(一口:80,000円) 預託予定:堀内岳志 生産牧場:出口牧場 生月日:2021年3月31日 体高:163cm 胸囲:177cm 管囲:22.0cm 体重:480kg~500kg
母(ウッドシップ)について
母ウッドシップは現役時ダートのスプリント戦で4勝した競走馬で、準OPまで勝ち上がりました。
スピードに長けていて前半からダッシュして逃げきるというよりは、2・3番手からそのまま押し切る競馬がうまい競走馬でした。
ウッドシップ産駒について
本馬は5番仔になります。JRAで出走済みの兄弟は3頭ですが、すべて勝ち上がっています。
そしてその3頭すべてがゴールドシップ産駒で本馬とは全兄弟。20年産の馬はまだ出走していませんが、こちらもゴールドシップ産駒。本馬の1つ下の22年産もゴールドシップ産駒ということで6世代連続でゴールドシップとこれはすごいですね。
兄弟たちはダートを主戦場としていてズブい馬ばっかりなイメージがあります。
産駒たちの適性距離は母より長く出ていますね。
2017・ツインシップ(牡)父ゴールドシップ 成績:17戦4勝 [4-1-0-12] 獲得賞金:739万円 (中央) /141万円 (地方) 調教師;川西毅 (地方) 2018・メガゴールド(牡)父ゴールドシップ 成績:17戦3勝 [3-1-0-13] 獲得賞金:3,331万円 (中央) 調教師;須貝尚介 2019・ウインメイフラワー(牝)父ゴールドシップ 成績:7戦1勝 [1-2-0-4] 獲得賞金:1,017万円 (中央) セリ価格:792万円 (2020年 北海道サマーセール) 調教師;梅田智之 2020・タカサンフェイス(牡) 父ゴールドシップ セリ価格:836万円 (2021年 北海道サマーセール) 2021・当歳(牡)父ゴールドシップ 2022・次歳(牡)父ゴールドシップ
血統について
スタミナはゴールドシップ由来の部分もありますが、牝系の本来の特徴でもありますのでその両方が引き継がれているのでしょう。その分スピードはないですが、このスタイルでしっかり勝ち上がっていますから、素晴らしいですね。
18年産のメガゴールドはここまで3勝していて現在準OPクラス。まだ4歳ですので今後OP入りもいけそう。
ただ心配な点は厩舎でしょう。
全兄弟の活躍から見ても相性が良いことは疑いようもなく、活躍する舞台も明白ですのでまずは馬格がほしいです。そんなにキビキビした動きじゃなくても馬格が最優先です。
美浦の方がこの馬に合いそうな舞台が多いそうなので、そこは好感がもてます。値段もお手頃ですし、長く活躍しながら、馬主孝行できそうな馬ではないでしょうか。
最後までありがとうございました!