7月19日にシルクホースクラブ募集馬の測尺が発表されたので、詳細に調べます。
今回は、募集番号14番の「ロゼリーナの21」を見ていきます。
その他の馬や募集スケジュール等に関しては、関連記事をご覧ください。
来年から新規枠も厳しいから迷うわね。
※あくまで個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。
ロゼリーナの21について
ロゼリーナの21について、再度おさらいします。
父:モーリス 母:ロゼリーナ(8歳) 母父:キングカメハメハ 性別:牡 募集金額:4,000万円(1口8万円) 預託予定:田村康仁 提供牧場:ノーザンファーム 生月日:2021年1月31日 体高:156.0cm 胸囲:178.0cm 管囲:21.1cm 体重:440kg
母(ロゼリーナ)について
母ロゼリーナはお名前から察するの通り、言わずと知れた日本の名牝の薔薇一族です。
母は芝2000mで2勝しており、バラ一族の特徴をあらわした馬でした。切れるタイプではなく長く脚を使うタイプの競走馬でした。
日本の王道路線で後1歩届かないもののそのど真ん中を歩き続けた名牝系ですが、ローズキングダム以外あまりいい成績とは言えず、この馬がGIが勝ててよかったですね。
ロゼリーナの産駒について
初仔のトラディスカントはエピファネイア産駒で昨年のシルク人気馬ランクベスト5に入っていました。
エピファネイア×キングカメハメハ×サンデーですので、活躍することを期待しています。
2020・トラディスカント(牡)父エピファネイア 成績:0戦0勝 [0-0-0-0] 獲得賞金:0万円 調教師;和田正一 2021・当歳(牡)父モーリス 2022・次歳(牝)父ミスターメロディ
血統について
父モーリス×母父キングカメハメハ
■獲得賞金上位と好走距離
■対象:48頭(1歳含む)
1位
アルビージャ(牡)
獲得賞金:5,964万円 (中央)
成績:9戦4勝 [4-2-0-3]
距離:芝2000m-2400m
2位
レガトゥス(牡)
獲得賞金:3,881万円 (中央)
成績:10戦3勝 [3-1-2-4]
距離:芝1200-1600m
3位
ソリタリオ(牡)
獲得賞金:3,637万円 (中央)
成績:7戦2勝 [2-3-0-2]
距離:芝1600m
モーリス×キングカメハメハは48頭で、そのうちモーリス産駒の代表的な配合パターンの一つだと思うんですがモーリス×キングカメハメハ×サンデー(系)の組み合わせ。(次のツルマルワンピースの仔も同様の血統)
この組み合わせはここまで20頭がJRAでデビューしており、10頭が勝ち上がる良血配合。
重賞馬はまだいませんが、4勝を挙げてOP入りしているアルビージャや、シンザン記念2着の実績を持つソリタリオやレガトゥスが代表産駒となります。2歳では母にチェッキーノを持つノッキングポイントが6月1週目の東京マイル新馬を素晴らしい勝ち上がりをしておりこれからも楽しみです。
ちなみに、そのうち牝馬の勝ち上がりは(1歳含む23頭のうち)1頭のみという本馬にもうれしい誤算。
晩成傾向が強いと言われかちなモーリス産駒ですが、ここにきて慣れてきたのか早めの活躍も見えてきています。
まとめ
血統からもこれから活躍馬が出そうな血統で、なおかつ牡馬で4,000万はお手頃かもしれません。
ただ、かなりの倍率になりそうな予感しかありませんw
最後までありがとうございました!