7月19日にシルクホースクラブ募集馬の測尺が発表されたので、詳細に調べます。
今回は、募集番号19番の「ミスエーニョの21」を見ていきます。
その他の馬や募集スケジュール等に関しては、関連記事をご覧ください。
来年から新規枠も厳しいから迷うわね。
※あくまで個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。
ミスエーニョの21について
ミスエーニョの21について、再度おさらいします。
父:ドゥラメンテ 母:ミスエーニョ(14歳) 母父:pulpit 性別:牝 募集金額:4,500万円(1口9万円) 預託予定:林徹 提供牧場:ノーザンファーム 生月日:2021年2月16日 体高:163.0cm 胸囲:178.0cm 管囲:21.0cm 体重:446kg
母(ミスエーニョ)について
ミスエーニョは、アメリカ産馬で通算成績は4戦2勝。デビュターントステークス(G1・AW1450m)、ソレントステークス(G3・ダ1200m)を勝利しており、ダートで活躍しました。
ミスエーニョの産駒について
ここまでJRAで出走した兄弟は5頭いますがその5頭すべてが勝ち上がりしています。代表産駒はファンタジーS(G3・芝1400m)勝ちのミスエルテです。ミスエーニョは生まれてきた産駒すべてが牝馬で本馬も牝馬になります。
この血統はなんといって早熟傾向の強い血統になります。日本に輸入されての1発目がミスエルテは、ファンタジーSを制した後は、朝日杯FSで1番人気ながら4着に健闘。ですが、翌年の桜花賞11着以降調子を崩して以降、成績は振るいませんでした。その他、姉妹みな2勝止まりという姉たちがクリアできなかった3勝目を挙げられないか、期待は高まります。
2014・ミスエルテ(牝)父Frankel 成績: 12戦2勝 [2-0-0-10] 獲得賞金:4,742万円 (中央) 調教師:池江泰寿 2015・ミカリーニョ(牝)父ハーツクライ 成績:10戦2勝 [2-2-0-6] 獲得賞金:2,060万円 (中央) 調教師:木村哲也 2016・ミディオーサ(牝)父ディープインパクト 成績:9戦2勝 [2-1-1-5] 獲得賞金:1,920万円 (中央) 調教師:堀宣行 2017・ミアマンテ(牝)父キングカメハメハ 成績:12戦2勝 [2-2-1-7] 獲得賞金:3,467万円 (中央) セリ価格:5,400万円 (2018年 セレクトセール) 調教師;和田正一 2018・産駒なし父ディープインパクト 2019・ミファヴォリート(牝)父オルフェーヴル 成績:3戦1勝 [1-0-1-1] 獲得賞金:670万円 (中央) 調教師;木村哲也 2020・産駒なし 父ドゥラメンテ 2021・当歳(牝)父ドゥラメンテ 2022・次歳(牝)父キズナ
血統について
20年産になる予定だった種付けもドゥラメンテでしたがこちらは不受胎に終わってしまいました。
芝適性がある種牡馬をつけられてきたことや牝馬ばかりだったことなどから芝でこれまで走る産駒が多かったと考えられますが、本馬の場合も同様でドゥラメンテ牝馬であれば芝のマイルくらいが適性になってくるんではないでしょうか。
アメリカの血と配合をするのは間違っていない個人的には思いますし、近年成績を伸ばしている林厩舎というのも期待されている証ではないでしょうか。
林厩舎は開業5年目ですが、2021年度は24勝と成績を伸ばし、今後の活躍にも期待できる厩舎です。シルクだとアナザーリリックがG1に挑戦していますし、古馬になって福島牝馬Sを勝つなど、活躍しているのが頼もしい厩舎です。
まとめ
問題は、兄弟全馬勝ち上がってはいるとはいえ、ドゥラメンテ牝馬に4500万円出せるかというところでしょうか。3勝目が勝ち上がることが可能か、または早めに重賞勝利できるかがポイントでしょう。
最後までありがとうございました!