10月6日にインゼルサラブレッドクラブ募集馬の測尺が発表されたので、詳細に調べます。
今回は、募集番号9番の「 ビウィッチドの20 」を見ていきます。
インゼルサラブレッドクラブに関しては、関連記事をご覧ください。
入会するか迷うわね・・・
※あくまで個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。
ビウィッチド(Bewitched)の20 について
ビウィッチドの20 について、再度おさらいします。
父:Saxon Warrior 母:ビウィッチト(13歳) 母父:Dansili 性別:牝馬 募集金額:3,900万円 預託予定:藤原英昭 提供牧場:Coolmore Stud(三嶋牧場) 生月日:2020年4月7日 体高:149.0cm 胸囲:174cm 管囲:19.0cm 体重:420kg
母( ビウィッチド)について
母 ビウィッチド は2007年アイルランド産のDansili産駒。母は現役時代、GⅢ4勝をあげた実績があります。
ビウィッチドの産駒について
ビウィッチド 産駒一覧をまとめています。
4人いる兄姉は、全て勝ち上がり。さらにいえば、2番仔Pablo Escobarr(父Galileo)はドイツGⅢ勝ち馬、4番仔Oodnadatta(父Australia)は愛GIモイグレアスタッドSで3着の成績があり、母としても優秀ですね。
2015・Jetstream(IRE)(セン) 父Galileo 成績:25戦1勝 [1-0-4-20] 2016・Pablo Escobarr(IRE)(セン) 父Galileo 成績:16戦3勝 [3-6-2-5] 2017・Roberto Escobarr(IRE)(牡) 父Galileo 成績:3戦1勝 [1-0-1-1] 2018・Oodnadatta(IRE)(牝) 父Australia(GB) 成績:4戦1勝 [1-0-1-2] 2019・なし 2020・本馬(牝)父Saxon Warrior(JPN)
血統について
母父Dansili
■獲得賞金上位と好走距離
■対象:86頭
1位
シャドウディーヴァ(牝)父ハーツクライ
獲得賞金:1億9,502万円 (中央)
成績:23戦3勝 [3-5-3-12]
距離:芝1600-2000m
セリ価格:7,776万円 (2017年 セレクトセール)
2位
ミッキーチャーム(牝)父ディープインパクト
獲得賞金:1億6,548万円 (中央)
成績:11戦5勝 [5-2-1-3]
距離:芝1600-2000m
セリ価格:7,560万円 (2016年 セレクトセール)
3位
ミッキーブリランテ (牡)父ディープブリランテ
獲得賞金:1億4,960万円 (中央)
成績:26戦5勝 [5-3-4-14]
距離:芝1200-1600m
セリ価格:5,616万円 (2016年 セレクトセール)
母は、Dansili(その父デインヒル)にKaldoun(その父Caro)。
デインヒルの仔Dansiliは、種牡馬として凱旋門賞馬レイルリンクやハービンジャーにプリントシャーを出すフランスの王道路線種牡馬。母父としては先日府中牝馬Sを勝ったシャドウディーヴァやホープフルの勝ち馬ダノンザキッドやクイーンSミッキーチャームなど頭数は少ないですが、アベレージは高い。
あとはCaroがどこまで効いてくるか、によって距離適性が変わってきそうなイメージで、4歳以降母父の結果にも出ているようにのマイル~中距離が適正だろうか。あとはサンデー系との相性はいいが、はたしてサクソンウォリアーが適合するかでしょう。
繁殖としての母のポテンシャルと合わせて牝馬でありながら3,900万円というオワセイフ(牡馬)と同額ということを踏まえても納得。
まとめ
馬体は少し小さい気がするが、クールモア生産にぜひ出資したい身からしてはかなり好感触な1頭です。
管囲と回収率についてはキャロットクラブ募集の際にまとめていますので、よければ御覧ください。
最後までありがとうございました!
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