ユニオンオーナーズクラブで募集が発表され、カタログも掲載されましたので、評価検討していきたいと思います。
今回は、募集されている馬からアイアムカミノマゴの21をピックアップします。
その他は下記関連記事をご覧ください。
※あくまで個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。
アイアムカミノマゴの21について
アイアムカミノマゴの21について、再度おさらいします。
父:ドレフォン 母:アイアムカミノマゴ(15歳) 母父:アグネスタキオン 性別:牝馬 募集金額:2,200万円(一口:110,000円) 預託予定:奥村武厩舎 生産牧場:矢野牧場 生月日:2021年3月16日 体高:153cm 胸囲:178cm 管囲:20.0cm 体重:452kg
母(アイアムカミノマゴ)について
母アイアムカミノマゴは現役時はダート1000~1200mで2勝、その後活躍の舞台を芝に移し1400mで2勝。阪神牝馬ステークス(G2・芝1400m)を勝っています。芝1600mでは勝てなかったように、後傾ラップが得意だったのでしょう。
アイアムカミノマゴ産駒について
本馬は10番仔です。
ここまでJRAでは7頭の兄弟が出走してそのうち5頭が勝ち上がり。
半兄には武蔵野ステークス(G3・ダート8F)で3着のダノンフェイス(父キングカメハメハ)がいます。
この血統の特徴は芝・ダート問わずいろいろな舞台で活躍できる万能性、器用さ、スピードなどがあります。
祖母のブルージーンベイビーは非常に競走馬・繁殖牝馬としても優秀な馬でした。競走馬としては、2歳重賞のソロリティステークス(G2・ダート1200)を勝利しており、繁殖牝馬としては京王杯2歳ステークス(G2・芝1400)3着のアイアムツヨシ、ファルコンステークス(G3・芝7F)2着のアイアムエンジェル、ユニコーンステークス(G3・ダート1600)勝ちのアイアムアクトレスなど複数の活躍馬を輩出しています。重賞級の活躍をしている産駒たちも芝とダートの二刀流という繁殖能力の高さがうかがえます。
2012・アイアムカミノマゴの2012(牡)父キングカメハメハ 2013・ダノンフェイス(牡)父キングカメハメハ 成績:28戦6勝 [6-2-2-18] 獲得賞金:1億4,384万円 (中央) /225万円 (地方) 調教師;宗形竹見 (地方) 2014・アイアムノーブル(牡)父ワークフォース 成績:12戦1勝 [1-1-0-10] 獲得賞金:875万円 (中央) 調教師;奥平雅士 2015・アイアムガンバレヨ(牡)父キングカメハメハ 成績:2戦0勝 [0-0-0-2] 獲得賞金:0万円 調教師;奥平雅士 2016・アイアムピッカピカ(牝)父ロードカナロア 成績:19戦2勝 [2-1-3-13] 獲得賞金:2,561万円 (中央) 調教師;奥平雅士 2017・アイアムイチリュウ(牡)父ルーラーシップ 成績:18戦1勝 [1-6-6-5] 獲得賞金:3,309万円 (中央) 調教師;奥平雅士 2018・アイアムカガヤキ(牝)父モーリス 成績:2戦0勝 [0-0-0-2] 獲得賞金:0万円 調教師;奥平雅士 2019・キボウノホシ(牡)父ロードカナロア 成績:6戦1勝 [1-0-0-5] 獲得賞金:636万円 (中央) 調教師;奥平雅士 2020・アイアムカチマショ(牝)父ミッキーアイル 2021・当歳(牡)父ドレフォン 2022・次歳(牡)父エピファネイア
血統について
父の適性などを考えればダートの短距離に出る可能性が一番高いですが、上記でも伝えたように芝でもいける血統です。厩舎も問題ないですね。
先日セレクトセールでは弟の父エピファネイアが4,400万円でDMMが落札しているのを見ると金額的にはお手頃かもしれません。
ただ、母馬の高齢と牝馬のダートに触れた場合はあまり期待できなそうな点が気になるところではありますね。
最後までありがとうございました!