7月19日にシルクホースクラブ募集馬の測尺が発表されたので、詳細に調べます。
今回は、募集番号24番の「シャトーブランシュの21」を見ていきます。
その他の馬や募集スケジュール等に関しては、関連記事をご覧ください。
来年から新規枠も厳しいから迷うわね。
※あくまで個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。
シャトーブランシュの21について
シャトーブランシュの21について、再度おさらいします。
父:キズナ 母:シャトーブランシュ(11歳) 母父:キングヘイロー 性別:牝 募集金額:7,000万円(1口14万円) 預託予定:木村哲也 提供牧場:ノーザンファーム 生月日:2021年4月16日 体高:157.0cm 胸囲:173.0cm 管囲:19.5cm 体重:415kg ネット競馬検討数:390(7/22時点) 一口馬主DB人気順位:17(7/27時点)
母(シャトーブランシュ)について
母シャトーブランシュは現役時マーメイドS勝ちを含む芝中距離で3勝。未勝利だけダート中距離で勝ち上がっていて計4勝です。未勝利をダートで勝ち上がっているものの後の芝の重賞マーメイドSの勝ち馬ですので、芝の適正のほうが高かったでしょう。通算成績は25戦4勝。
シャトーブランシュの産駒について
ここまでJRAで出走した産駒は3頭ですが、3頭とも2勝以上の勝利を挙げています。
イクイノックスは骨折なのがとても残念ですが、皐月賞、ダービーはともに2着という能力が元値通りなら多分この先GI馬になるんでしょう。さらに産駒では、ヴァイスメテオールはラジオNIKKEI賞とメトロポリタンS勝ち馬、初年度産駒のミスビアンカも芝スプリントで3勝。
種牡馬も違いますが、活躍馬を立て続けに輩出できているのは、母の繁殖能力高い以外なにものでもありません。
2017・ミスビアンカ(牝)父ロードカナロア 成績:17戦3勝 [3-2-1-11] 獲得賞金:3,126万円 (中央) 調教師;高橋義忠 2018・ヴァイスメテオール(牡)父キングカメハメハ 成績:8戦4勝 [4-0-0-4] 獲得賞金:9,428万円 (中央) 調教師;木村哲也 2019・イクイノックス(牡)父キタサンブラック 成績:4戦2勝 [2-2-0-0] 獲得賞金:2億9万円 (中央) 調教師;木村哲也 2020・シャトーブランシュの2020(牡)父ジャスタウェイ 2021・当歳(牝)父キズナ 2022・不明
血統について
半兄のイクイノックスはキタサンブラック×キングヘイローで、イクイノックスと3/4同血であり、ディープボンドとも3/4同血なので、かなり期待できそうな血統構成に見えます。
これなら、牝馬でも7000万円の最高値もつきますね。本音を言うなら牡馬がほしかったですね・・・
イクイノックスは東京における末脚勝負、ディープボンドは阪神の3000m超級のタフなレース、各々で抜群の適性を見せている。まったく違うレースっぷりなのがすごい。
芝の中長距離が好走いうことでは同じ点はありますが、得意とするレース質は全く違いますね。
この募集価格、この厩舎、ノーザンにきて1頭目のキズナ産駒で、これは牝馬3冠を狙ってきているでしょう。兄弟たち同様に芝の中距離で活躍、クラシックを目指して走ることができ、キズナは早期から動けるタイプが多いですし、成長力があるこの血統とは合っていると思います。
まとめ
木村厩舎は兄のイクイノックス、ヴァイスメテオールも管理し、結果を残しています。木村厩舎はNF天栄との連携力が魅力であり、賛否両論がある点になりますが…。(ちなみに、私はあまり好みではありません。)
7000万円と高く見えますが、おそらくセレクトセールに出れば1億は固いでしょう。私は管囲と馬体重も少し心配なので出資は見送りますが、夢を見たいなら出資してもいいかもしれません!
最後までありがとうございました!