アトミカオロの21(シルクホースクラブ募集馬 個別評価診断)

7月19日にシルクホースクラブ募集馬の測尺が発表されたので、詳細に調べます。

今回は、募集番号5番の「アトミカオロの21」を見ていきます。(まだ5番目・・・)

その他の馬や募集スケジュール等に関しては、関連記事をご覧ください。

アップロードした画像レシステンシア

来年から新規枠も厳しいから迷うわね。

※あくまで個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。

アトミカオロの21について

アトミカオロの21について、再度おさらいします。

父:ダイワメジャー
母:アトミカオロ(7歳)
母父:Orpen
性別:牝
募集金額:2,800万円(1口5.6万円)
預託予定:手塚貴久
提供牧場:ノーザンファーム
生月日:2021年2月3日
体高:158.0cm
胸囲:178.0cm
管囲:21.5cm
体重:492kg

手術歴について

2022年1月11日に右後膝・左飛節OCD除去手術を行っています。

母(アトミカオロ)について

母アトミカオロは現役時にアルゼンチンで競走馬として活躍。3歳夏にダ1200mを勝ちあがり、その後GⅢと連続2着して挑んだGⅠポージャ・デ・ポトランカス(ダ1600m)を制覇しております。

そのほかにも日本の馬場と相性のよい、アルゼンチンのサンイシドロ競馬場で行われる芝GⅠホアキン・S・デ・アンチョレーナで3着しています。その他、アルゼンチン1000ギニー(G1・ダート8F)の勝利を含めて重賞5勝を挙げています。芝ダート問わない活躍で10戦6勝、2着3回、3着1回という素晴らしい成績を残しております。

アトミカオロの産駒について

1つ上のドゥラメンテ産駒の半兄がかわいそうなことに12月27日生まれで、なんと19年産駒になってしまうトラブル。今のところ馬名もついてないようですし、なかなか厳しいですね。。。
2番仔にあたる当馬の活躍が期待されるところです。

さらに、2022年産はあの馬娘で有名な藤田晋氏が姉(ドゥラメンテ)を1億1,000万円で購入しております。

2019・プリーミー(牝)ドゥラメンテ
       
2020・なし 父ドゥラメンテ

2021・当歳(牝)父ダイワメジャー

2022・次歳(牝)父ドゥラメンテ

血統について

アトミカオロの21の血統表

母父 Orpen

■獲得賞金上位と好走距離

■対象:50

頭(1歳含む)

1位

サトノダイヤモンド(牡) 父ディープインパクト

獲得賞金:8億6,512万円 (中央)

セリ価格:2億4,150万円 (2013年 セレクトセール)

成績:18戦8勝 [8-1-3-6]

距離:芝2000-3000m

2位

リナーテ(牝) 父ステイゴールド

獲得賞金:1億3,736万円 (中央)

成績:21戦6勝 [6-3-1-11]

距離:芝1200-1600m

3位

ムーンライトナイト(牝) 父ステイゴールド

獲得賞金:3,822万円 (中央)

成績:20戦3勝 [3-0-2-15]

距離:芝2000-2200m

上記の成績からも母父Orpenといえば、サトノダイヤモンドということで、本音を言うとディープインパクト産駒が欲しかったところでしょう。ただ、この値段では購入不可能でしょうが。笑

アルゼンチン系の繁殖牝馬×ダイワメジャーといえば、私の出資馬でもあるレシステンシアが筆頭ではないでしょうか。(調べたらダイワメジャーとしても最高賞金獲得でしたw)

母父Orpenとダイワメジャーの組み合わせは、これが初めてですが、母父Orpenの日本でデビューした全18頭うち13頭が勝ち上がりしており、さらに複数勝ち星を挙げているのが8頭という素晴らしい成績。1勝している5頭もまあだ3歳馬であり、これからの勝ち星に期待できるでしょう。

母の戦績、ダイワメジャーの種牡馬としての特徴を考えるとやはり活躍の舞台となりそうなので芝のマイルまででしょう。ただ母アトミカオロはダートのG1馬ですからダートでも走れた点は高評価です。

まとめ

おそらくこの価格で購入できるのは、父ダイワメジャーのおかげでしょう。この金額で購入できるのも今回だけだと思うので、出資候補としては有力な1頭だと個人的には思います。

最後までありがとうございました!

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