7月19日にシルクホースクラブ募集馬の測尺が発表されたので、詳細に調べます。
今回は、募集番号7番の「リビアーモの21」を見ていきます。
その他の馬や募集スケジュール等に関しては、関連記事をご覧ください。
来年から新規枠も厳しいから迷うわね。
※あくまで個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。
リビアーモの21について
リビアーモの21について、再度おさらいします。
父:エピファネイア 母:リビアーモ(16歳) 母父:アドマイヤベガ 性別:牝 募集金額:5,000万円(1口10万円) 預託予定:木村哲也 提供牧場:ノーザンファーム 生月日:2021年3月1日 体高:157.5cm 胸囲:179.0cm 管囲:20.4cm 体重:475kg
母(リビアーモ)について
母リビアーモは現役時芝の1400~1600mで6勝した。馬主はサンデーレーシングで1,600万円募集され、獲得賞金は、1億を超えた競走馬です。牝馬重賞では勝ち星はないものの、善戦し、オーロCを勝っておりOP勝ちの実績があります。
リビアーモの産駒について
シルクにとってはマグナレガーロが子どもとしてはメジャーでしょうか。みやこS5着やアルデバランS2着など重賞でも結果を残すが、地方転厩します。ただ、転厩後は5戦4勝で今現在で14戦8勝。とても素晴らしい戦績ですね。
そのほかにもサンデーRのパルティアーモ(父ワークフォース)が4勝を挙げ、ListedメトロポリタンSで2着するなどKingmambo系と相性抜群のお母さんです。
ここまでJRAで出走した兄弟は7頭でそのうち5頭が勝ち上がりと素晴らしい成績。
先程伝えたマグナレガーロ(父キングカメハメハ)、芝中距離でOPクラス入りをしたパルティアーモ(父ワークフォース)と2頭のOP馬を輩出しています。
2012・バリアーモ(牝)父シンボリクリスエス 成績:23戦2勝 [2-0-0-21] 獲得賞金:775万円 (中央) /41万円 (地方) 調教師;高橋裕 2013・ジャガンツ(牡)父シンボリクリスエス 成績:11戦1勝 [1-2-1-7] 獲得賞金:1,312万円 (中央) 調教師;久保田貴 2014・アレラーモ(牡)父ルーラーシップ 成績:44戦1勝 [1-5-3-35] 獲得賞金:710万円 (中央) /302万円 (地方) 調教師;栗田裕光 (大井) 2015・マグナレガーロ(牡)父キングカメハメハ 成績:14戦8勝 [8-2-1-3] 獲得賞金:5,761万円 (中央) /2,410万円 (地方) 調教師;藤田輝信 (大井) 2016・パルティアーモ(牝)父ワークフォース 成績:14戦4勝 [4-3-1-6] 獲得賞金:7,649万円 (中央) 調教師;池上昌和 2017・ヴォリアーモ(牝)父ルーラーシップ 成績:14戦1勝 [1-2-2-9] 獲得賞金:1,974万円 (中央) 調教師;木村哲也 2018・産駒なし 父モーリス 2019・ベヴィアーモ(牡)父ロードカナロア 成績:6戦0勝 [0-0-0-6] 獲得賞金:0万円 調教師;松永幹夫 2020・産駒なし(牝)父リオンディーズ 2021・当歳(牝)父エピファネイア 2022・次歳(牝)父ブリックスアンドモルタル
血統について
父エピファネイア×母父アドマイヤベガ
■獲得賞金上位と好走距離
■対象:4頭(1歳含む)
1位
ヴィルヘルム(牡)
獲得賞金:4,967万円 (中央)
成績:11戦3勝 [3-4-0-4]
距離:芝1600m-1800m
2位
フォラブリューテ(牝)
獲得賞金:3,011万円 (中央)
成績:5戦2勝 [2-0-0-3]
距離:芝1400-1600m
3位
アルファライン(牡)
獲得賞金:433万円 (地方)
セリ価格:540万円 (2018年 北海道サマーセール)
成績:45戦6勝 [6-3-1-35]
距離:ダ1300-1700m
エピファネイア×アドマイヤベガの成績となる組み合わせはここまで上記のとおり3頭いますが、うち2頭が勝ち上がっており、どちらも2勝以上しています。
3勝クラスで4着するなどオープン入りしそうなヴィルヘルムと紅梅S勝ちのフォラブリューテということで、母は違えど2頭とも良血ではです。
ロードカナロア産駒の牡馬だった半兄べヴィアーモがサンデーで5,000万円で、牝馬で5,000万円という価格設定は少々お高い気がしますが。。
まとめ
母が高齢という点からも5,000万円の回収は厳しいかなと考えています。マグナレガーロやパルティアーモも賞金はギリギリですし、筆者は回収率の観点からも見送りですかね。
ただ期待の込みの募集金額、血統構成を考慮して出資するのはいいかもしれませんね。
最後までありがとうございました!