7月19日にシルクホースクラブ募集馬の測尺が発表されたので、詳細に調べます。
今回は、募集番号10番の「シャクンタラーの21」を見ていきます。
その他の馬や募集スケジュール等に関しては、関連記事をご覧ください。
来年から新規枠も厳しいから迷うわね。
※あくまで個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。
シャクンタラーの21について
シャクンタラーの21について、再度おさらいします。
父:ドレフォン 母:シャクンタラー(8歳) 母父:ゼンノロブロイ 性別:牝 募集金額:2,800万円(1口5.6万円) 預託予定:高柳瑞樹 提供牧場:社台コーポレーション白老ファーム 生月日:2021年4月10日 体高:152.0cm 胸囲:173.0cm 管囲:19.0cm 体重:452kg
母(シャクンタラー)について
母シャクンタラーの成績は、12戦2勝。芝1800m~2000mで2勝しています。
シャンクタラーはあまり操縦性の高い馬ではなかったですが、中団もしくは先行押切きのタイプでした。
シャクンタラーの産駒について
初仔のエピファネイア産駒のマニカルニカは2着2回、3着2回。ただ、その後まさかの人気に押されながらも6着、9着で権利を逸してしまいました。未勝利戦は勝ち上がれるだけの素質はあるでしょう。
エピファネイアやハービンジャーといった種付けしていることを考慮すると、繁殖としての期待値が大きなお馬さんだと思います。
2019・マニカルニカ(牝)父エピファネイア 成績:7戦0勝 [0-2-2-3] 獲得賞金:730万円 (中央) 調教師;鹿戸雄一 2020・サヴィトリ(牝)父ハービンジャー 2021・当歳(牝)父ドレフォン 2022・次歳(牝)父ドレフォン
血統について
父ドレフォン×母父ゼンノロブロイ
■獲得賞金上位と好走距離
■対象:13頭(1歳含む)
1位
カルネアサーダ(牝)
獲得賞金:2,436万円
成績:11戦3勝 [3-4-0-4]
距離:芝1200m、ダ1000m-1200m
2位
ニシノアナ(牝)
獲得賞金:1,540万円 (中央)
成績:10戦2勝 [2-0-1-7]
距離:ダ1000-1200m
3位
スリールサンセール(牝)
獲得賞金:765万円 (中央)
成績:5戦1勝 [1-0-1-3]
距離:芝1600m
ドレフォン×ゼンノロブロイは7頭がデビューしており、うち4頭が勝ち上がっていて、2頭は既に2勝以上の勝利を挙げています。加えて、勝てていない3頭も3着経験がある馬が2頭に、1頭は新馬戦で4着と勝ち上がりも近いです。
特徴としては4頭全てが1600m以下の勝利となっていて、さらに芝での勝ち上がりはスリーサンセールの芝1600m1回のみ。その他の馬は全て1000-1400mのダート戦で良績を残していて、より父ドレフォンのダートの特徴を形成している。
さらに、デビューしている7頭は全て2歳戦から走っており、仕上がりの早さも一口馬主にとっては魅力的でしょう。
総合すると、早期勝ち上がる可能性が高く、長く楽しむというところからもいい1頭です。牝馬の軽さが出て、芝でも走れるようになるなら、とても楽しみなんですが、期待は禁物ですね。
まとめ
ドレフォンは全体的にはダートで走る馬が多いのですが、本馬の血統構成からも芝適性が結構高いので芝馬に出る可能性の方もありそうです。
購入対象かは微妙なところですが、活躍するか見届けたい1頭ですね。
最後までありがとうございました!