7月19日にシルクホースクラブ募集馬の測尺が発表されたので、詳細に調べます。
今回は、募集番号51番の「メジロオードリーの21」を見ていきます。
その他の馬や募集スケジュール等に関しては、関連記事をご覧ください。
来年から新規枠も厳しいから迷うわね。
※あくまで個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。
メジロオードリーの21について
メジロオードリーの21について、再度おさらいします。
父:ドレフォン 母:メジロオードリー(14歳) 母父:スペシャルウィーク 性別:牝 募集金額:3,200万円(1口6.4万円) 預託予定:松永幹夫 提供牧場:レイクヴィラファーム 生月日:2021年2月5日 体高:155.5cm 胸囲:177.0cm 管囲:20.0cm 体重:421kg ネット競馬検討数:126 一口馬主DB人気順位:30
母(メジロオードリー)について
母は芝1600mの新馬戦でデビュー勝ち。フェアリーS(G3)で4着の後、芝の1400~1600mで好走を続け、芝1600mで2勝目。通算成績は14戦2勝でした。
メジロオードリーの産駒について
代表産駒はホウオウイクセルでしょうね。フラワーC勝ち馬で、フェアリーSも2着。故障が残念でしたが、復帰し関越Sで5着と上々の走りをしていたので、これからオープンで活躍できそう。
ただ、なかなか難儀な兄弟で体質面などの問題も多い一族。初仔のフェアチャイルドは新馬3着ののち、なかなか目が出ず引退。2番仔は海外にセリで売却され、海外で勝ち上がりで7戦1勝。3番仔・4番仔は未デビュー引退でようやくデビューできた1頭がホウオウイクセルでした。6番仔ブレイクボーイはデビュー前ですが、あのウマ娘で有名な藤田晋氏所有。
ブレイクボーイが今週の新馬戦でデビュー予定でしたが、理由は不明ながら回避してしまいました。
2014・フェアチャイルド(牝)父エンパイアメーカー 成績:5戦0勝 [0-0-1-4] 獲得賞金:150万円 (中央) 調教師:北出成人 2015・Beetobee(牝)父シンボリクリスエス 成績:7戦1勝(海外) セリ価格:1,944万円 (2016年 セレクトセール) 2016・ナオミマリア(牝)父キングカメハメハ 成績:0戦0勝 [0-0-0-0] 獲得賞金:0万円 セリ価格:2,916万円 (2017年 セレクトセール) 2017・メジロオードリーの2017(牡)父ロードカナロア 2018・ホウオウイクセル(牝)父ルーラーシップ 成績:8戦2勝 [2-1-1-4] 獲得賞金:5,902万円 (中央) 調教師:高柳瑞樹 2019・なし 2020・ブレイクボーイ(牡)父ハービンジャー 成績:0戦0勝 [0-0-0-0] 獲得賞金:0万円 セリ価格:6,160万円 (2021年 セレクトセール) 調教師:四位洋文 2021・当歳(牝)父ドレフォン 2022・次歳父ルーラーシップ
血統について
ドレフォン×スペシャルウィークなんですがここまで3頭が中央デビューしており、そのうち2頭勝ち上がっています。勝っていないのは現2歳世代の1頭のみで、3歳世代は2頭とも勝ち上がり。うち1頭(サーマルウインド)はすでに2勝を挙げるなど現状素晴らしい成績です。
当馬の配合はドレフォン×スペシャルウィーク×メジロライアン(ノーザンテースト系)という血統ですが、これはサーマルウインドと相似配合(ドレフォン×スペシャルウィーク×ノーザンテースト)です。
サーマルウインド自身は芝のマイルを中心に戦う産駒となっていますが、当馬はメジロの血筋を脈々と受け継いでいるのも考慮すると、スタミナの素養は十分あるものと考えられます。
芝で活躍も期待できそうですが、メジロはダートも優秀なので、どちらに傾くかでしょう。
まとめ
ドレフォン牝馬、母馬も高齢ということもあり、なかなか手を出しづらいですね。
でも、こういうメジロの牝系はロマンがありますね。
最後までありがとうございました!