7月19日にシルクホースクラブ募集馬の測尺が発表されたので、詳細に調べます。
今回は、募集番号28番の「ポーレンの21」を見ていきます。(順番は疲れたので、人気な馬から順に書いていきます)
その他の馬や募集スケジュール等に関しては、関連記事をご覧ください。
来年から新規枠も厳しいから迷うわね。
※あくまで個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。
ポーレンの21について
ポーレンの21について、再度おさらいします。
父:リアルインパクト 母:ポーレン(16歳) 母父:Orpen 性別:牡 募集金額:2,800万円(1口5.6万円) 預託予定:新開幸一 提供牧場:ノーザンファーム 白老ファーム 生月日:2021年5月4日 体高:149.5cm 胸囲:165.0cm 管囲:18.4cm 体重:423kg ネット競馬検討数:61 一口馬主DB人気順位:63
母(ポーレン)について
母はアイルランド産馬で通算成績は15戦3勝。パークイクスプレスS(G3・芝1600m)で勝利するなど、芝活躍しました。
ポーレンの産駒について
シルクで募集されたポーレンで、3番仔のムーンライトナイト以降、全てシルクで募集されています。ちなみに、初仔は未デビュー、2番仔はサンデーレーシングで募集されています。
産駒の成績は、3番仔のムーンライトナイトは全3勝、5番仔ポレンティアはフェアリーS 3着で2勝、6番仔ブラックブロッサムは既に3勝で京都新聞杯5着という成績。
ここまでJRAで出走した産駒は5頭いますがそのうち3頭が勝ち上がっています。
2012・ポーレンの2012(牡) 父Sea The Stars 2013・トレジャーハンター(牡) 父ステイゴールド 成績:4戦0勝 [0-0-0-4] 獲得賞金:0万円 調教師:石坂正 2014・産駒なし 父ダイワメジャー 2015・ムーンライトナイト(牝)父ステイゴールド 成績:20戦3勝 [3-0-2-15] 獲得賞金:3,822万円 (中央) 調教師:久保田貴 2016・シーザウェイクリア(牡)父ジャスタウェイ 成績:2戦0勝 [0-0-0-2] 獲得賞金:50万円 (中央) 調教師:武井亮 2017・ポレンティア(牝)父ハーツクライ 成績:13戦2勝 [2-2-1-8] 獲得賞金:3,034万円 (中央) 調教師:田中博康 2018・産駒なし 父スクリーンヒーロー 2019・ブラックブロッサム(牡)父キタサンブラック 成績:4戦3勝 [3-0-0-1] 獲得賞金:3,715万円 (中央) 調教師;斉藤崇史 2020・産駒なし 父ミッキーアイル 2021・当歳(牡)父リアルインパクト
血統について
母父 Orpen
■獲得賞金上位と好走距離
■対象:50
頭(1歳含む)
1位
サトノダイヤモンド(牡) 父ディープインパクト
獲得賞金:8億6,512万円 (中央)
セリ価格:2億4,150万円 (2013年 セレクトセール)
成績:18戦8勝 [8-1-3-6]
距離:芝2000-3000m
2位
リナーテ(牝) 父ステイゴールド
獲得賞金:1億3,736万円 (中央)
成績:21戦6勝 [6-3-1-11]
距離:芝1200-1600m
3位
ムーンライトナイト(牝) 父ステイゴールド
獲得賞金:3,822万円 (中央)
成績:20戦3勝 [3-0-2-15]
距離:芝2000-2200m
母父 Orpenはサトノダイヤモンドをはじめ素晴らしい成績を残していることは、アトミカオロの21の時にも述べている通りです。
父がリアルインパクトということで、ディープインパクト×Orpenの成績でいうとサトノダイヤモンドやサトノジェネシス全兄弟にレッドロワ、レッドランメルトがおり4頭いて4頭が勝ち上がり。そのほかのサンデーでいうと、キズナ×Orpenも1頭いて、ボルザコフスキーが勝ち上がり。リアルスティール×Orpenは、グランラヴディーこそ勝ち上がっていませんが、こちらはまだ2歳馬で新馬戦を走ったばかりなのでこれからという馬です。
6頭中5頭が勝ち上がっていて3頭が2勝以上勝利で1頭はあのサトノダイヤモンドという完ぺきな成績です。
兄であるブラックブロッサムが3勝(ブラックタイド産駒たるキタサンブラックとの仔)してこれからも活躍しそうなことを考えるとリアルインパクトとも相性いいと考えていいでしょう。
距離は芝1600-2000mぐらいでしょうかね。
まとめ
募集価格も安くて回収できそうで、新開厩舎は近年の成績は低迷気味でしたが今年はすでに昨年度の勝利数と同じ13勝をあげていて勢いがあります。
ただ、馬格の繋ぎ短く、管囲も小さい点がかなり気になりますね。
最後までありがとうございました!